2サイクルジェットスキーのエンジンが水没してしまった場合、特にドレンプラグの締め忘れで水がエンジン内部に入ることがあります。このような場合、上部の水を取り除いても、ピストン下部に水が残っている可能性があるため、適切な確認と対処が必要です。この記事では、ジェットスキーのエンジンが水没した場合の対処法とピストン下部の水が残っているかどうかを確認する方法について解説します。
1. 水没後の初期対応と確認方法
水没後のエンジンに水が入ってしまった場合、まずは速やかに水分を排除することが重要です。スポイトやエアーを使ってピストンより上の部分をきれいにし、残った水分をできるだけ取り除きます。しかし、これで問題が解決したわけではありません。ピストン下部にも水が入っている可能性があり、見過ごすとエンジン内部で錆が発生したり、故障の原因になったりします。
2. ピストン下部に水が残っているかを確認する方法
ピストンより下の部分に水が残っているか確認するためには、エンジンの圧縮を確認することが有効です。スパークプラグを外し、圧縮の状態を確認することで、水分が残っている場合、圧縮圧が低下していることがわかります。圧縮が正常であれば、ピストン下部に水が入っていない可能性が高いですが、圧縮が低い場合にはエンジン内部を徹底的に乾燥させる必要があります。
3. キャブレターとエンジン内部の清掃
水没後はキャブレターやエンジン内部に残った水分をしっかり清掃することが重要です。キャブレターの中に水分が残っていると、エンジンの燃焼に影響を与え、正常に動作しなくなります。キャブレターを取り外し、内部の清掃を行い、燃料ラインをチェックして異物がないか確認しましょう。
4. エンジンの乾燥と再組立て
エンジン内部の水分を取り除いた後は、エンジンを完全に乾燥させる必要があります。エアコンプレッサーやドライヤーを使って、エンジン内部の水分を完全に取り除いてください。その後、スパークプラグを元に戻し、エンジンを組み立てます。再度エンジンを始動する前に、オイルや燃料の状態を確認し、エンジンが正常に動作するかをテストします。
まとめ
2サイクルジェットスキーが水没した場合、ピストン上部の水分を取り除くことが第一歩ですが、ピストン下部にも水分が残っている場合があります。圧縮を確認し、キャブレターやエンジン内部を徹底的に清掃することで、エンジンの故障を防ぐことができます。適切な手順でエンジン内部の水分を取り除き、再度エンジンを始動する前に十分に乾燥させることが重要です。
コメント