ロードバイクのチューブラーホイールは、ロングライドを快適に楽しむために重要な役割を果たします。リムブレーキ仕様のチューブラーホイールを手組みする際、最適なリム、ハブ、スポークを選ぶことが大切です。今回は、ロングライドを目的としたおすすめのパーツ選びについて解説します。
1. リムの選び方
ロングライド向けのリムは、軽さだけでなく、耐久性と快適性を重視したものを選ぶと良いでしょう。軽量でありながらも、しっかりとした剛性を持ち、長時間のライディングに耐えるリムが理想です。例えば、Mavic Open ProやHED Belgiumなど、信頼性のあるリムブランドが人気です。
また、リムの深さや幅にも注目しましょう。深いリムはエアロダイナミクスに優れますが、ロングライド向けには中深さのリムが安定しており、快適性を重視する場合には少し幅広のリムを選ぶと良いでしょう。
2. ハブの選び方
ハブは回転性能が重要です。ロングライドでは長時間の走行が求められるため、ハブの回転がスムーズで、耐久性があることが大切です。おすすめのハブには、Chris KingやDT Swissのような高精度なベアリングを使用したハブがあります。これらのハブは、回転が非常にスムーズで、長距離走行でも安定性があります。
また、ハブの重さも重要ですが、回転性能が悪いと疲れやすくなるので、軽量と回転性能のバランスを取ることを意識しましょう。
3. スポークの選び方
スポークはホイールの強度としなやかさに影響を与えます。ロングライド向けには、スポークの強度が高いものを選ぶと安心です。例えば、Sapim CX-RayやDT Swiss Competitionなど、高強度で軽量なスポークが人気です。これらのスポークは、衝撃を吸収し、快適な乗り心地を提供します。
また、スポークの本数は、強度と軽量化のバランスを考慮して選ぶと良いでしょう。32本から36本のスポークがロングライドには最適です。
4. ロングライド向けのホイール組み合わせの例
ロングライドに最適なホイールの組み合わせとしては、Mavic Open Proリム、DT Swiss 350ハブ、Sapim CX-Rayスポークの組み合わせがよく推奨されています。この組み合わせは、軽量でありながらも強度が高く、長時間の走行でも安定したパフォーマンスを発揮します。
また、リムブレーキ仕様のホイールは、雨の日の走行でも安定したブレーキング性能を発揮するため、ロングライドに非常に適しています。
まとめ
ロードバイクのチューブラーホイールを選ぶ際には、リム、ハブ、スポークのバランスを考慮することが重要です。ロングライドを快適に楽しむためには、軽量かつ耐久性のあるパーツを選び、長時間の走行でも疲れにくいホイールを作り上げましょう。
信頼性の高いブランドを選ぶことも重要です。Mavic、DT Swiss、Chris King、Sapimなどのブランドは、多くのライダーから高い評価を得ています。自分の走行スタイルに合ったホイールを選び、より快適なライディングを楽しんでください。
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