硬式テニスにおいて、ガットはプレイのパフォーマンスに大きな影響を与える重要な要素です。特にフォームが変わり、回転がかかるようになった場合、ガットの選択やポンド数の調整が非常に重要です。この記事では、現在使用しているポリツアープロ125や、ガットの交換サイクル、そして回転をかけつつコントロールを求める選手に最適なガットの選び方について解説します。
ガットの選び方:回転とコントロールのバランス
ガットの選択において、回転をかけつつコントロール性を高めるためには、素材とテンションが重要なポイントになります。ポリツアープロ125のようなポリエステル系ガットは、耐久性が高く、スナップバックを活かして回転をかけやすいですが、長期間使用すると潰れやすく、ボールがコントロールしづらくなることがあります。
回転性能とコントロールを両立させたい場合、ポリエステル系ガットの中でも、柔軟性のあるモデルを選ぶと良いでしょう。例えば、ハイブリッドガットを使うことで、ポリエステルの耐久性とナチュラルガットの柔軟性を組み合わせて、回転とコントロールを両立させることが可能です。
ポンド数の調整と交換サイクル
ポンド数の設定も重要な要素です。ポリツアープロ125を48-50ポンドで使用している場合、ポンド数を少し上げることで、ガットがよりしっかりと反応し、安定したコントロールが得られます。ただし、ポンド数を高くしすぎると、ガットが硬くなり過ぎてボールの飛びが悪くなる場合があるので、適度な調整が求められます。
また、ガットの交換サイクルについても考慮が必要です。月1回程度でガットが切れる場合、使用頻度やプレースタイルによっては、交換サイクルを早めることで、常に最適なパフォーマンスを維持できます。特に潰し切れやすいガットは、早めの交換を心掛けると良いでしょう。
収まりやすいガットとその選択肢
ガットが収まりやすく、球に回転をかけるためには、柔らかめのガットが有利です。ナイロンやハイブリッドタイプのガットは、回転性能が高く、球がコート内に収まりやすくなるため、特にボールの安定性を重視するプレイヤーに向いています。
例えば、ソフトな感触と優れたスピン性能を持つ「アルパワー」や「プロハリケーン」などは、回転性能を高めながらコントロールもしやすくなるため、特にフォームが安定してきた選手にはおすすめです。
まとめ
ガット選びにおいては、回転性能とコントロールのバランスが非常に重要です。ポリツアープロ125のようなポリエステル系ガットを使用している場合、ポンド数の調整やガットの交換サイクルを意識して、より安定したプレイが可能になります。また、収まりやすいガットを選ぶことで、より精度の高いショットが打てるようになり、コート内に収めやすくなるでしょう。プレースタイルに合ったガット選びを行い、今後の成長に繋げていきましょう。


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