フィッシュ17Bを使用して釣りをする際、船内に海水が入ってしまう問題は多くのボートオーナーにとって気になる課題です。特に、1〜2リットル程度の海水が毎回排除される状況は、どこから浸水しているのかを特定することが重要です。この記事では、海水の侵入原因とその対策方法について解説します。
船内に海水が入る原因
まず、フィッシュ17Bのようなボートで海水が入る主な原因として考えられるのは、船外機の取り付け部分や船体に微細な隙間が生じていることです。船外機の固定ボルト周辺にコーキングをしていても、長時間の使用や衝撃でシールが劣化している可能性があります。
また、ガンネル部は浸水しにくい場所ですが、船体が波の影響を受けることで水しぶきがかかることがあります。これにより、ガンネル部分に水が溜まりやすくなることも考えられます。
海水の侵入箇所のチェック方法
海水が侵入している場所を特定するためには、ボートの各部分を細かく点検する必要があります。船外機周辺のボルトの穴やコーキングが剥がれていないか確認しましょう。特に船外機の取り付け部分は、コーキングがしっかりしているか確認することで海水の侵入を防げます。
また、ボートの底やハルにヒビや割れがないかも重要なチェックポイントです。ひび割れがある場合、そこから海水が少しずつ入ることがあるため、早期に修理が必要です。
海水の侵入を防ぐための対策
海水が船内に入らないようにするためには、まず船外機の固定部分を再確認し、必要に応じてコーキングをやり直すことが効果的です。また、ボートの周りのシールやガスケットも劣化しやすい部分なので、定期的な点検と交換を行うとよいでしょう。
さらに、ボートを使う前にしっかりと水を排出し、毎回使用後には船内の水分を確認して排除する習慣をつけることが大切です。
多少の海水侵入は仕方がないのか?
少量の海水が入ることは、ボートを使用する上で避けられない部分もあります。特に波が高い日や強風時には、海水が船内に入りやすくなります。しかし、毎回1〜2リットル程度であれば、それほど深刻な問題ではない場合もあります。
ただし、その水が次第に増えていくようであれば、何らかの問題が発生している可能性があるため、早めに専門家に点検してもらうことをおすすめします。
まとめ:海水の侵入を防ぐための基本的なメンテナンス
フィッシュ17Bのようなボートで海水が入る問題を解決するためには、まず侵入箇所を特定し、コーキングやシールを再確認することが大切です。ボートの使用後には定期的に水を排除することを習慣にし、万が一異常が見つかれば早急に対処することが重要です。
多少の海水が入ることは仕方がない場合もありますが、ボートを長持ちさせ、安全に釣りを楽しむためには、こまめなメンテナンスとチェックを行うことが欠かせません。
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