並継へら竿の折れやすい箇所と鯉掛け時の注意点

釣り

へら竿の長さや素材、使用状況によって折れやすい箇所は異なります。特に古い竿や、頻繁に使用する竿は、折れるリスクが高くなります。本記事では、並継へら竿で最も折れやすい箇所や、鯉などの外道が掛かった際に注意すべきポイントについて詳しく解説します。

1. 並継へら竿で最も折れやすい箇所

並継へら竿において折れやすい箇所は、竿の中でも特に継ぎ目部分です。継ぎ目部分は、竿の強度が分散されるため、力が集中しやすく、使用によって弱くなることがあります。さらに、竿の先端(穂先)も力が集中しやすく、細いため折れやすい部分です。

具体的には、竿を強く曲げたり、無理に引っ張ったりすることで、継ぎ目や穂先部分に負荷がかかり、折れるリスクが高まります。特に外道が掛かった際や、釣りの最中に力を入れすぎないよう注意が必要です。

2. 鯉などの外道が掛かった時の折れる箇所

鯉などの外道が掛かった場合、強い引きがあるため竿全体に負荷がかかりますが、特に竿の根元部分が折れやすいと言えます。外道が掛かると、竿を保持する力が必要になるため、無理に引かず、竿にかかる力を均等に分散させることが重要です。

また、糸のテンションが高すぎる場合や竿を曲げすぎた状態が続くと、竿の強度に影響を与えることがあるため、こまめに竿の角度を調整し、負荷を軽減することが必要です。

3. 竿を長持ちさせるための保管方法

古い竿を保管する際には、まず直射日光や高温多湿を避けることが大切です。湿気が多い場所で保管すると、竿の素材が劣化し、折れやすくなることがあります。

また、竿を使わない時はしっかりと保護するカバーを使い、直線的に収納することがポイントです。収納場所にも注意を払い、竿が曲がったり傷ついたりしないように工夫しましょう。

4. 使わなくなった竿の処分方法

もし、もう使わない竿がある場合、まずはメーカーに問い合わせて修理の可否を確認するのが良いでしょう。それが不可能な場合でも、パーツ取りとして保管しておくことは一つの方法です。

一方で、実際に使う予定がない場合は、竿を保管するだけではなく譲渡や再利用を検討するのも一つの選択肢です。使わないまま放置しておくよりも、他の釣り人に有効活用してもらう方が竿も活かされます。

5. まとめ

並継へら竿の折れやすい箇所は、継ぎ目や穂先部分が主なリスクゾーンです。特に外道が掛かった際には、竿にかかる負荷を適切に分散させることが大切です。また、竿の長持ちを目指すには、保管方法や使用後のケアが重要です。古い竿をどうするか悩む場合は、パーツ取りとして保管するか、他の釣り人に譲るなど、状況に応じた判断をしましょう。

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