MTBのギアを10速から11速にアップグレードしようとしている方々からよくある質問の1つが、現在使用しているフリーハブに新しいカセットが取り付けられるかどうかです。この記事では、あなたの現在のセットアップである「CS-M771-10」を「CS-LG600-11 (50T)」カセットに交換する際の注意点について解説します。
1. 10速と11速の違い
まず、10速と11速の違いについて簡単に説明します。10速から11速にすることで、ギアのステップがさらに細かくなり、ライダーはより効率的なペダリングが可能となります。しかし、これにはハードウェアの互換性が必要です。10速のフリーハブに11速用のカセットを取り付けるには、フリーハブ自体が11速対応である必要があります。
2. CS-M771-10カセットとCS-LG600-11 (50T)カセットの互換性
「CS-M771-10」カセットは、Shimanoの10速用カセットで、10速フリーハブに対応しています。対して「CS-LG600-11 (50T)」は、Shimanoの11速用カセットで、特に50Tの大型ギアが特徴です。このカセットを10速フリーハブにそのまま取り付けることはできません。11速用のカセットは、より細いギア間隔と幅を持ち、異なるフリーハブの規格に対応しています。
したがって、CS-M771-10からCS-LG600-11への交換には、フリーハブも11速対応のものに交換する必要があります。
3. フリーハブの交換
もし「CS-LG600-11 (50T)」カセットを取り付けたいのであれば、まずは現在のフリーハブが11速対応かどうか確認してください。多くの10速フリーハブは、11速カセットには対応していません。そのため、フリーハブも新たに交換する必要がある場合が多いです。
フリーハブが11速に対応したものに交換することで、「CS-LG600-11 (50T)」カセットをスムーズに取り付けることができます。
4. まとめ:CS-M771-10からCS-LG600-11 (50T)への交換について
CS-M771-10カセットからCS-LG600-11 (50T)への交換は、フリーハブが11速に対応していない限り、直接的な交換はできません。フリーハブの交換が必要となりますが、11速のカセットにすることで、ギアの選択肢が増え、より細かな調整が可能になります。
ギア比を変更することでライディングの快適さや効率を向上させることができるため、フリーハブの交換も含めてアップグレードを検討する価値は十分にあります。
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