タイラバ船の釣座選び:ミヨシとトモ、どちらが有利かを解説

釣り

タイラバ船での釣りを行う際、釣座の選択は重要なポイントです。特に、ミヨシ(船首)とトモ(船尾)のどちらを選ぶべきかで悩む方も多いでしょう。風や潮流の影響を受ける中で、どちらが有利な釣座となるのかについて詳しく解説します。

1. ミヨシとトモの違い

まず、ミヨシとトモの釣座の基本的な違いを理解しましょう。ミヨシは、船の前方に位置し、船首に向かって釣りを行います。これに対し、トモは船の後方で、船尾に向かって釣りを行う位置です。各位置にはそれぞれのメリットとデメリットがあります。

ミヨシは、潮流や風の影響を受けにくい位置であり、特に船が進行方向に向かうときに安定した釣りが可能です。一方、トモは船尾から流れていく餌が常に新しいポイントを打つことができ、ある意味、釣り場を広範囲に探ることが可能です。

2. 潮流と風向きの影響

タイラバ船では、風向きや潮流によって釣りの状況が大きく変わります。例えば、北風で潮流が北から南に流れている場合、船首を北に向けている状態で、船尾側が自然に流れます。そのため、トモ側は常に新しいポイントを打ち続けることができ、釣りのチャンスを多く持つことができます。

この状況では、トモ側に釣座を構える方が有利と言えるかもしれません。ただし、ミヨシ側でも釣りの安定感や流れに対して有利な部分があるため、状況に応じて最適な釣座を選ぶことが大切です。

3. ミヨシが有利な場合

ミヨシが有利となるのは、船が進行方向に向かって進む際に、安定した釣りが可能である場合です。特に潮上に位置するミヨシでは、船の進行方向に合わせて釣りを行うことができるため、潮流に合わせて仕掛けが自然に流れやすくなります。

また、潮の流れが速い場合や、波が高い状況では、船の前方に位置するミヨシが安定しやすく、釣りがしやすくなります。ミヨシは、特に遠投や広範囲に仕掛けを投げる場合に向いていることが多いです。

4. 明石のタイラバ船と船首の動き

明石のタイラバ船では、エンジンを動かして船首側に向けて動かしながら釣りを行うことが多いです。このような動きによって、船首側に位置する釣り人が新しいポイントを探りやすくなります。

したがって、明石のような場所では、ミヨシに釣座を構える方が有利となるケースが多くなります。特に、エンジンの動きや船の進行方向に合わせて釣りを行うため、潮上での釣りがしやすくなります。

5. まとめ

タイラバ船での釣座選びにおいて、ミヨシとトモのどちらが有利かは、風向きや潮流、釣りの方法によって異なります。北風で潮流が北から南に流れている場合、船尾側(トモ)の方が新しいポイントを打ちやすく有利ですが、ミヨシ側でも潮上の安定した釣りが可能な場合があります。

状況に応じて最適な釣座を選び、釣りのチャンスを最大限に活かすことが大切です。明石のような場所では、エンジンを使った船の移動によって、ミヨシが有利になることもあるため、釣行時の条件を考慮して釣座を決めましょう。

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