弓道を続ける中で、矢選びは非常に重要です。特に、近的矢と遠的矢の選択について悩んでいる方も多いと思います。この記事では、矢の硬さや調整方法、さらに新たに遠的矢を購入するか、既存の矢を調整するかという選択肢について詳しく解説します。
近的矢と遠的矢の違い
まず、近的矢と遠的矢の違いを理解しておくことが大切です。近的矢は比較的柔らかく、安定した飛距離と精度が求められます。一方、遠的矢は硬めのものが多く、強い引きで矢が安定して飛び遠くまで届くように設計されています。
質問者様が現在使用している「SST 7518」は、13kgから14kgに弓を上げた際にインサートを調整したとのことですが、これが近的矢としては非常にバランスが取れており、安定した飛距離と精度を持っています。しかし、遠的矢として使用する場合、少し硬さが足りないと感じることもあるかもしれません。
矢の硬さの選び方
矢の硬さは非常に重要で、特に引きの強さに合った硬さを選ぶことが大切です。現在使っている「SST 7518」に近い硬さの遠的矢を選びたい場合、中くらいの硬さの矢を選ぶと良いでしょう。例えば、匠 7517(遠的用)やEastonウッド76-20(遠的用)などは、十分に安定した飛距離を提供しつつ、矢の硬さが調整しやすいモデルです。
一方で、硬さを合わせるために新たに遠的矢を購入する場合、少し固めの矢を選んだ方が、遠的での飛距離や安定性が高まる可能性があります。具体的には、匠 7517やEastonウッド76-20が理想的です。
矢を調整して使用する方法
もし新たに遠的矢を購入するのではなく、既存の「SST 7518」を遠的矢に調整する場合、インサートや矢尻の変更を考慮することが必要です。手持ちの矢を遠的矢に調整する場合、矢の硬さに影響を与えるインサートの重さや矢尻の材質を変更することで、より硬い矢にすることができます。
また、調整後は実際に遠的で使用し、試射を行うことが非常に重要です。自分の射形や弓に合わせた最適な調整を見つけるために、少しずつ調整しながら試していくことをお勧めします。
おすすめの矢とその理由
質問者様のように、近的矢と遠的矢の両方を使い分ける場合、矢の硬さを意識して選ぶことが大切です。もし遠的矢を新たに購入する場合、匠 7517(遠的用)やEastonウッド76-20(遠的用)は、安定した飛距離と精度が期待できるためおすすめです。これらの矢は、遠的での競技において高いパフォーマンスを発揮しやすいモデルです。
また、Easton 560アルミカーボンなどのカーボン矢も選択肢に入れられますが、少し硬さを調整する必要があるかもしれません。調整可能なモデルを選び、弓に合わせて最適な設定を見つけることが重要です。
まとめ
近的矢と遠的矢の選び方は、射形や引きの強さに合った硬さを選ぶことがポイントです。手持ちの「SST 7518」を遠的矢として調整することも可能ですが、安定したパフォーマンスを求めるなら、新たに遠的矢を購入することも検討する価値があります。どちらの選択をするにしても、射形に合った矢を選び、試射を重ねて最適な矢を見つけていくことが大切です。
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