BMXのフィーブルグラインドやスミスグラインドを行っていると、チェーンが障害物に当たって切れてしまうことがあります。特に、ODYSSEYのBLUEBIRDチェーンを使用してもチェーンが切れることがあると悩んでいる方も多いでしょう。今回は、チェーンが切れないようにするための対策やチェーン選びのポイントについて詳しく解説します。
チェーンが切れないための対策
まず、フィーブルグラインドやスミスグラインドを行う際にチェーンが切れる主な原因は、チェーンが過度に摩擦を受けることや、衝撃を強く受けることです。これを防ぐために、まず最も手軽にできる対策は、チェーンリングにガードをつけることです。
ガード付きのチェーンリングは、チェーンが障害物に当たって切れるのを防ぎ、トリック時の衝撃を軽減するため非常に有効です。これにより、チェーンが切れるリスクを大幅に減少させることができます。
左ドライブに変更する方法
左ドライブは、右ドライブに比べてチェーンが障害物に当たるリスクを減らすことができます。右ドライブではチェーンが車輪側に近いため、障害物に当たりやすいのですが、左ドライブではチェーンが遠ざかるため、そうしたリスクが軽減されます。手軽にできる方法として、右ドライブから左ドライブに変更することも一つの手です。
ただし、左ドライブに変更するとギア比やペダリングの感覚が変わるため、しっかりと調整が必要です。
チェーンの耐久性を高める選び方
チェーンが切れないようにするためには、耐久性の高いチェーンを選ぶことが重要です。ODYSSEYのBLUEBIRDチェーンは耐久性が高いとされていますが、長時間の使用や過度な衝撃にさらされると、いくら耐久性が高くても切れることがあります。
耐久性の高いチェーンを選ぶ際のポイントは、チェーンのリンク数が適切であること、または、クロムモリブデンなどの素材が使われているチェーンを選ぶことです。これらの素材は、通常のスチール製チェーンよりも強度があり、長持ちします。
チェーンのメンテナンスと調整
チェーンが切れる原因には、メンテナンス不足も関係しています。特に、BMXではフィーブルグラインドやスミスグラインドなど、チェーンに強い負荷がかかるため、定期的なメンテナンスが重要です。
チェーンの調整や潤滑剤の使用は必須で、チェーンがスムーズに動くようにしておくと、無理な力がかかることを避けられます。メンテナンスを怠ると、チェーンの劣化が早く進み、切れるリスクが高くなります。
まとめ
フィーブルグラインドやスミスグラインドを行う際にチェーンが切れる問題を防ぐためには、まずチェーンリングにガードをつけること、左ドライブへの変更、耐久性の高いチェーンを選ぶことが重要です。また、定期的なメンテナンスもチェーンの寿命を延ばすためには欠かせません。これらの対策を講じることで、安心してBMXを楽しむことができます。


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