F1 25をリアル志向で楽しむために、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)やTCS(トラクションコントロールシステム)をオフにして挑戦する方は多いです。しかし、補助機能がなくなることでマシンの挙動は一気にシビアになり、思うように操作できないケースも少なくありません。この記事では、ABSとTCSをオフにして走るためのコツや具体的な練習方法を紹介します。
ABSをオフにしたときのブレーキングのコツ
ABSをオフにすると、ブレーキを強く踏みすぎたときにタイヤがロックしてしまいます。そのため、ブレーキを一気に踏み込まず、じわりと踏み込んでから徐々に緩める「トレイルブレーキング」が重要です。特に高速コーナーでは、ロックによって直進してしまうリスクが高いため、ブレーキ入力を細かく調整する練習が必要です。
実例として、モンツァの第一シケインでは強いブレーキングが求められますが、ペダルを100%踏み込むのではなく、70~80%程度から調整していくと安定します。
TCSをオフにしたときの加速のコツ
TCSをオフにすると、コーナー立ち上がりでアクセルを開けすぎると簡単にホイールスピンが発生します。コツは、アクセルを徐々に開けていく「スロットルコントロール」を徹底することです。
例えば、モナコの低速コーナー出口では、フルスロットルにするのではなく、20%→40%→60%と段階的に開けていくと安定して加速できます。
おすすめの練習モードと設定
フリー走行やタイムトライアルモードでの練習がおすすめです。タイムトライアルでは燃料やタイヤ摩耗の影響がなく、純粋にマシン操作に集中できます。また、ブレーキ圧をデフォルトの100%ではなく95%程度に設定することでロックを防ぎやすくなります。
さらに、ステアリング感度やデッドゾーンを調整することで、自分に合った操作感を得られるので試してみましょう。
実際のF1ドライバーの技術を参考にする
シミュレーションにおいても、実際のF1ドライバーの技術は大いに参考になります。例えば、ルイス・ハミルトンやマックス・フェルスタッペンは、加速時に細かくアクセルをコントロールすることでトラクションを最大化しています。
実際のオンボード映像を確認し、アクセルとブレーキの使い方を学ぶことで、ゲーム内でも応用が可能です。
まとめ
F1 25でABSやTCSをオフにすると、マシン操作は難しくなりますが、その分リアルなレース体験が可能になります。ABSオフでは「トレイルブレーキング」、TCSオフでは「スロットルコントロール」を意識し、フリー走行やタイムトライアルで反復練習を行うことが成功のカギです。焦らず少しずつ慣れていけば、補助なしでも安定して走れるようになります。


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