バスケのパスキャッチが苦手な方にとって、パスを上手くキャッチできないことは試合中の大きなストレスになります。特に、手のひらで取ろうとしたり、ボールにビビってしまったりすることが原因かもしれません。この記事では、バスケのパスキャッチを上達させるための具体的な方法を解説します。ぜひ試してみてください。
手のひらでキャッチするのを避ける
まず、パスキャッチを上達させるために最も重要なのは、手のひらでボールをキャッチしないことです。ボールを手のひらで取ろうとすると、ボールが弾かれやすくなります。代わりに、指先と掌でボールを受け止めることを意識しましょう。このとき、ボールを「吸い込む」ような感覚でキャッチすると、安定してボールを保持しやすくなります。
具体的には、両手を軽く開いて、ボールが飛んでくる方向に向けて構えます。ボールが手に当たる瞬間、手のひらではなく指の腹でボールを捉えるようにします。この方法は、パスを受ける際の安定感を増し、ボールが弾かれにくくなります。
ボールにビビらず、集中して受け止める
パスキャッチが苦手な理由の一つに、ボールに対する恐怖感が挙げられます。ボールが飛んでくるとどうしても反射的に手を引いてしまったり、ボールにビビってしっかりキャッチできなかったりすることがあります。これを克服するためには、ボールに対する恐怖心を減らすことが大切です。
恐怖心を減らすためには、まずは反復練習が効果的です。練習で少しずつ速いボールや強いボールをキャッチできるようになれば、試合でも自信を持ってキャッチできるようになります。練習では、なるべく多くのパスをキャッチして、反射的に受け止める力を養いましょう。
目をしっかりボールに合わせて視線を集中
パスキャッチを上達させるためには、目をしっかりとボールに合わせることが重要です。パスが来た時に、目をしっかりとボールに追い、ボールが手に当たる瞬間まで視線を外さないようにしましょう。目線がボールから外れると、反応が遅れたり、キャッチし損ねたりする原因になります。
また、ボールが来る方向やスピードを予測し、身体をしっかりと準備しておくことも大切です。パスを受ける際に身体が前に倒れすぎたり後ろに引けたりしないように、バランスを保つことを意識しましょう。
ドリブルからの切り替えでキャッチをスムーズに
ドリブル後にキャッチする場面では、ドリブルからすぐにパスを受ける動作に切り替えることが求められます。ドリブル後、ボールが自分に来る瞬間に注意を集中させてキャッチするのは、慣れが必要です。これを改善するために、ドリブルからのキャッチ練習を反復して行うことが効果的です。
練習では、まずドリブルのスピードを落としてキャッチのタイミングを確認し、徐々にスピードを上げていくと良いでしょう。ドリブル後、パスが来る位置やタイミングに対して素早く反応できるようになると、試合でのキャッチがスムーズに行えるようになります。
まとめ
パスキャッチを上達させるためには、手のひらでキャッチせず、指の腹でしっかり受け止めることが大切です。また、ボールに対する恐怖心を減らすためには、練習で反復し、目線をボールに集中させることも重要です。ドリブルからの切り替えもスムーズに行えるようになれば、試合でも安定してパスをキャッチできるようになります。コツを掴んで、試合で活躍できるように練習を続けましょう。


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