ウェットスーツの選び方は、使用する場所や目的によって大きく異なります。特に、寒冷な水域でのスノーケリングやスキンダイビングには、保温性と動きやすさが求められます。この記事では、日本海の山陰辺りで2月下旬から使用するためのウェットスーツ選びと、最適な組み合わせについて詳しく解説します。
1. 2月の日本海での水温とウェットスーツの適切な厚さ
日本海の山陰周辺で2月下旬にスノーケリングやスキンダイビングを行う場合、海水温はおおよそ10℃前後になることが予想されます。この水温では、5mm以上の厚さが必要とされることが多いです。特に冷たい水に長時間浸かることを考えると、保温性が高いウェットスーツを選ぶことが重要です。
選択肢としては、7mmのウェットスーツを選ぶのが一般的ですが、動きやすさも考慮する必要があります。これを踏まえて、適切な厚さのスーツを選びましょう。
2. ロングジョンとフード付きの2ピース vs 1ピースウェットスーツ
質問者が考えている「ロングジョン、フード付きの2ピース」ウェットスーツは、一般的に動きやすさを重視するスノーケリングやスキンダイビングに向いています。2ピースのメリットは、上半身と下半身の温度調整がしやすい点です。また、フード付きであれば、頭部を温かく保つことができ、寒さ対策として有効です。
一方、1ピースは一体型でフィット感が高く、冷水での保温性が強化されるため、特に冷たい水域では安心です。ただし、動きやすさを重視するならば、2ピースの方が自由度が高いと言えます。
3. 7mm vs 5mmウェットスーツの選び方
7mmのウェットスーツは、非常に保温性が高いですが、胴回りが厚くなるため、動きにくさを感じることがあります。質問者が考えているように、上下7mmで上だけ手持ちの5mmや3mmジャケットを追加する方法は、通年使用する際に柔軟な対応ができる可能性がありますが、着用感がかなり分厚くなり、動きづらさが出るかもしれません。
もし動きやすさを重視する場合、5mmのウェットスーツを選んで、気温や水温によって追加のアイテム(フードや手袋)を装着する方法も有効です。7mmで胴回りが14mmになるのは、確かに動きにくさが生じるかもしれないので、その点も考慮に入れましょう。
4. ウェットスーツの端処理:切りっぱなしか丸っこい加工か
ウェットスーツの端は、切りっぱなしで使用する場合と、丸っこい加工(エッジシール)を施す場合があります。切りっぱなしにすると、端がほつれやすく、耐久性に影響を与えることがあります。一方、エッジシールを施すことで、ウェットスーツの耐久性を高め、長期間使用することが可能になります。
特に頻繁に使用する予定であれば、端を保護する加工を施しておいた方が、長持ちしやすくおすすめです。
5. スーツのサイズ選びとフィット感
ウェットスーツのサイズ選びは非常に重要です。フィット感が悪いと、冷水でのダメージを防げなかったり、動きづらくなったりします。ロングジョンや2ピースのウェットスーツは、特に自分の体型に合ったサイズを選ぶことが大切です。ジャケット部分がしっかりとフィットし、下半身のロングジョンも引き締まった状態で着用できることが理想です。
サイズ感に不安がある場合は、試着ができる店舗で実際に着てみて、動きやすさとフィット感を確認することをおすすめします。
6. まとめ
日本海でのスノーケリングやスキンダイビング用ウェットスーツ選びには、保温性、動きやすさ、フィット感が非常に重要です。7mmのウェットスーツは冷水に対して非常に強い保温性を提供しますが、動きづらさが懸念されます。5mmをベースにフードやジャケットを追加する方法や、2ピースウェットスーツを選んで柔軟に調整することが、実用的でおすすめの選択肢です。
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