山本有真選手の5000m予選での役割と田中希実選手との共闘について

マラソン、陸上競技

2025年9月18日に開催された東京世界陸上女子5000m予選で、山本有真選手(積水化学)が先頭でペースを作り、田中希実選手(New Balance)がその後ろでレースを進める姿が見られました。レース後、山本選手は18着で予選敗退となりましたが、田中選手は5着で決勝進出を果たしました。メディアでは山本選手が田中選手のためにペースを作ったと報じられていますが、その意図や背景について詳しく見ていきます。

山本有真選手のペースメイクの意図

山本選手はレース前、田中選手に対して「もし作ってほしいペースがあったら言ってください」と伝えました。田中選手は「スローな展開からのラスト勝負はきついので、スローになったら72秒ぐらいで6周半押してほしい」と依頼し、山本選手はそのペースで引っ張ることを決意しました。山本選手は「田中さんにはどうしても予選を突破してほしい」という強い思いがあり、ペースメイクを引き受けました。

レース展開と結果

レース序盤、山本選手は先頭で積極的にペースを作り、1000mを2分57秒、2000mを5分59秒で通過しました。残り6周で田中選手が前に出てペースを上げ、最終的に田中選手は5着で予選を通過しました。山本選手は18着でフィニッシュしましたが、レース後、田中選手は山本選手に感謝の言葉をかけました。

メディアの報道とファンの反応

メディアでは、山本選手が田中選手のためにペースを作ったと報じられています。ファンの間でも、山本選手の献身的な行動に感動の声が上がっています。しかし、一部のファンからは、山本選手の後半の失速を懸念する声もあります。山本選手自身は「田中さんに『2人で作ったレースだよ』と言ってもらえてうれしかった」と述べ、次回の大会に向けて前向きな気持ちを表明しています。

まとめ

山本有真選手の5000m予選でのペースメイクは、田中希実選手の決勝進出を支える重要な役割を果たしました。メディアやファンの間で賛否がある中、山本選手の献身的な行動とチームワークの精神は高く評価されています。今後の大会でも、彼女の成長と活躍に注目が集まります。

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