ミズノ「ウェーブライダー29」と「ウェーブリベリオンフラッシュ3」の違いとマラソン完走タイム別おすすめモデル

マラソン、陸上競技

ランニングシューズはタイムや走力によって選ぶべきモデルが変わります。同じミズノでも「ウェーブライダー29」と「ウェーブリベリオンフラッシュ3」では性格が大きく異なり、用途に応じて適したシューズが変わってきます。ここでは両モデルの違いと、フルマラソンで4時間半から4時間切りを目指すランナーにとっての選び方を解説します。

ウェーブライダー29の特徴

ウェーブライダーはミズノの定番クッション系シューズで、初級から中級ランナーに広く支持されています。安定性とクッション性のバランスが良く、ジョグからLSD、そしてフルマラソンの完走を目指す場面で活躍します。

ウェーブライダー27から29にかけては、アッパーのフィット感やソールの反発性が改良されており、より長距離でも足に優しい作りになっています。

特に30km以降で脚が重くなるランナーにとって、クッション性とサポート力は大きな助けになります。

ウェーブリベリオンフラッシュ3の特徴

ウェーブリベリオンフラッシュ3は、スピード練習やレースに適した反発系シューズです。カーボンプレートは搭載していませんが、ミズノエナジーフォームによる強い反発が得られ、テンポ走やペース走に向いています。

軽量でレスポンスが良いため、サブ4を狙うランナーやスピード強化を意識するランナーに適しています。ただし、ライダーよりもクッションはやや硬めで、長距離をゆっくり走る用途には不向きな面もあります。

フルマラソンでの使い分け

フルマラソン4時間半前後の方であれば、まずはウェーブライダー29で安定して走れることが大切です。後半で歩いてしまう悩みを解決するには、脚の疲労を軽減できるシューズが有効だからです。

一方で、4時間切り(サブ4)を目指す段階になれば、スピード練習用としてウェーブリベリオンフラッシュ3を取り入れるのも効果的です。練習で使い分け、レース本番はライダーで走るという方法もおすすめです。

アシックスの同程度のモデル

アシックスで近い位置付けのシューズを挙げると以下の通りです。

  • ウェーブライダー29に相当:ゲルカヤノ30(安定性重視)やゲルニンバス25(クッション重視)
  • ウェーブリベリオンフラッシュ3に相当:ノヴァブラスト4(反発重視、スピード練習向き)

どちらもアシックスらしいフィット感と安定性が特徴で、ミズノの感覚と比較しながら試し履きすると違いがよく分かります。

まとめ

ミズノ「ウェーブライダー29」は安定感とクッション性に優れ、完走や練習の軸に最適。一方「ウェーブリベリオンフラッシュ3」はスピード練習や記録更新を狙う段階で取り入れると力を発揮します。まずはライダーで脚を守りながら、リベリオンを練習用に組み合わせるという使い分けがおすすめです。アシックス派ならゲルカヤノやノヴァブラストも有力な選択肢となるでしょう。

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