SHIMANOのMT-200は人気のあるディスクブレーキシステムですが、これをMTB(マウンテンバイク)に取り付けることができるかどうかについて、詳しく解説します。
1. SHIMANO MT-200とは?
SHIMANO MT-200は、エントリーレベルの油圧ディスクブレーキで、主にMTBや街乗り向けに使用されることが多いです。シンプルなデザインと優れたブレーキ性能を兼ね備えており、特に初めてディスクブレーキを使用するライダーに人気があります。
MT-200は油圧ブレーキであり、一般的に機械式ブレーキよりも強力な制動力を提供します。また、シューの交換が容易で、耐久性にも優れています。
2. MTBにSHIMANO MT-200を取り付けるための条件
MT-200をMTBに取り付けるには、いくつかの条件が必要です。以下の点を確認しましょう。
- フレームの対応:MTBのフレームが油圧ディスクブレーキに対応している必要があります。特に、ディスクブレーキ用のマウント(ISまたはPM)がフレームに備わっているか確認してください。
- ホイールの対応:MTBのホイールがディスクブレーキ用のローターに対応している必要があります。ホイールには、ディスクブレーキ用のローターを取り付けるための規定の穴が必要です。
- ブレーキのパーツ:MT-200には、ブレーキアーム、ディスクローター、ブレーキホースなどの必要な部品が含まれていますが、取り付けには適切なアダプターや工具が必要な場合があります。
3. 取り付けの方法と注意点
SHIMANO MT-200をMTBに取り付ける手順は、基本的には次の通りです。
- フレームとホイールのチェック:まず、フレームとホイールにディスクブレーキの取り付け穴(ISまたはPM)があるか確認します。
- ディスクローターの取り付け:ホイールにディスクローターを取り付けます。適切なトルクで締め付けて、しっかりと固定してください。
- ブレーキアームの取り付け:フレームのディスクブレーキ用マウントにブレーキアームを取り付けます。アダプターを使用する場合もあります。
- ブレーキホースの接続:油圧ホースをブレーキアームに接続します。漏れがないようにしっかりと締め付け、空気抜き作業を行います。
注意点として、取り付け後には必ずブレーキの動作確認を行い、油圧の調整やパッドの調整を行うことが必要です。
4. まとめ
SHIMANO MT-200は、多くのMTBに取り付けることができますが、フレームとホイールがディスクブレーキに対応していることを確認することが最も重要です。また、取り付けには専用の工具やアダプターが必要な場合がありますので、必要に応じて専門店で相談することも考慮すると良いでしょう。
正しく取り付ければ、MT-200は優れた制動力を発揮し、安全で快適なライディングをサポートしてくれます。


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