スニーカーを履いたままプールに入るとどうなる？水中での影響と注意点

プールでの運動や遊びにスニーカーを履いたまま入ることは、通常避けるべきです。水中では普段とは異なる条件が重なり、スニーカーを履いたまま水に入るといくつかの問題が生じる可能性があります。この記事では、スニーカーを履いたままプールに入ることによる影響と、どんな点に注意すべきかについて解説します。

1. スニーカーの重さが増す

水中に入るとスニーカーは水分を吸収し、非常に重くなります。これは、足を動かす際に必要なエネルギーを余分に消費させ、運動効率を大きく低下させます。さらに重さが増すことで、足首や膝に余計な負担がかかり、ケガのリスクが高くなることがあります。

多くのスニーカーは水に適した素材ではないため、長時間水中に浸かると、通気性が悪化し、臭いが発生する原因となることがあります。また、水分を吸収したスニーカーは乾きにくく、衛生的にも問題が生じることがあります。

プールの底は滑りやすいことが多く、スニーカーを履いた状態では足元が不安定になりやすいです。特にプールの中で歩いたり走ったりする場合、スニーカーの滑り止め機能が水に浸かると効力を失い、転倒や怪我を引き起こす原因となることがあります。

水中でスニーカーが水を吸うと、冷たさが直接足に伝わり、長時間水中にいると体温が奪われやすくなります。冷えが体調に悪影響を及ぼすこともあるため、スニーカーを履いたまま水に入るのは体にとっても不健康です。

スニーカーを履いたままプールに入ると、重さの増加や不安定な足元、水分吸収による衛生面の問題などが生じるため、基本的には避けた方が良いです。もし水中で運動をする場合は、ウォータースポーツ専用のシューズや、プール用のサンダルなど、足元をサポートし水中でも快適に動ける靴を選ぶことをおすすめします。