YAMAHAマリンディーゼルの油圧低下と警告灯点灯の原因と対策方法

ヨット、ボート

古い漁船でレストア中のYAMAHAマリンディーゼルエンジンに関して、油圧が低くなり、オイルプレッシャーとオイルフィルター警告灯が点灯してしまう問題が発生することがあります。このような症状が出た場合、原因として考えられる点とその対策方法を解説します。

油圧が低くなる原因とは?

アイドリング時に油圧が2kと低い場合、通常の4kと比べると明らかに異常があります。油圧が低い原因として考えられるのは、オイルポンプの故障、オイルフィルターの詰まり、またはオイルレベルが不足していることです。オイル交換とフィルター交換が済んでいる場合、まずはオイルポンプやオイルスイッチに問題がないかを確認することが重要です。

オイルプレッシャースイッチの不良

警告灯が点灯し続ける場合、オイルプレッシャースイッチの不良が原因の可能性もあります。このスイッチは油圧が低いと警告灯を点灯させる役割を担っています。スイッチが故障すると、実際には油圧が正常であっても警告灯が点灯し続けることがあります。この場合、スイッチの交換が必要です。

オイルポンプの故障の疑い

オイルポンプはエンジン内部の油圧を維持する重要な役割を果たしています。オイルポンプが故障すると、油圧が低下し、警告灯が点灯する原因となります。もしオイルポンプが故障している場合、エンジン内部での摩擦が増し、最終的にはエンジンのダメージにつながります。オイルポンプの故障が疑われる場合、早急に修理や交換を行うことが必要です。

オイルポンプの場所と確認方法

YAMAHAマリンディーゼルエンジンのオイルポンプは、通常エンジンの前方またはサイドに取り付けられています。具体的な位置はエンジンのモデルによって異なりますが、一般的にはクランクシャフト近くに取り付けられています。オイルポンプが故障しているか確認するには、エンジンカバーを外し、ポンプの状態を視覚的にチェックしたり、オイルの流れが正常であるかを確認します。

まとめ

YAMAHAマリンディーゼルの油圧低下や警告灯点灯の問題にはいくつかの原因が考えられます。まずはオイルレベルやオイルフィルター、オイルスイッチの確認を行い、それでも解決しない場合はオイルポンプの故障を疑うべきです。オイルポンプの位置はエンジンによって異なるため、確認が必要です。早期の点検と修理を行い、安全な運転を維持することが重要です。

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