ゴルフ初心者のあなたが抱える「7番アイアンの球が低く、ランが多く止まらない」という悩みは、よくある問題です。今回は、7番アイアンの飛距離や最高到達点のデータを基に、球を高く飛ばすための改善方法と練習法をご紹介します。
現在のデータから見える問題点
まず、あなたの7番アイアンの現在のデータ(キャリー130、トータル160、最高到達点15)は、初心者にしては良い数値です。しかし、問題は「球が低く、ランが多く止まらない」という点です。この現象は、打ち出し角度(15度)が低いことに関連しており、ボールが十分に上昇せず、地面に早く落ちてしまうため、ランが多くなります。
さらに、ダイナミックロフトが17度という数値も、もう少し高くなると理想的です。ボールが低く飛んでしまう原因は、このロフト角が十分に効いていない可能性があるためです。
球を高く飛ばすために試すべき改善点
1つ目は、「ボール位置を調整すること」です。ボールを少し左側に置くことで、ダウンブローのスイングを防ぎ、打ち出し角度を上げることができます。また、アドレス時に手元がハンドファーストになり過ぎないように注意しましょう。
2つ目は、「スイング軌道の修正」です。インサイドアウトがきついという点もありますので、スイング軌道を修正し、クラブフェースがボールに対して適切な角度で当たるように意識しましょう。アウトサイドインにならないように注意が必要です。
ヘッドスピードの向上とトレーニング
ボールが低く飛ぶ原因の一つに、ヘッドスピードが足りない可能性があります。ヘッドスピードを上げることで、ボールの打ち出し角度も向上し、球が高く飛ぶようになるでしょう。ドライバーでのヘッドスピードが38〜40程度であれば、アイアンでもヘッドスピードを少しずつ向上させることが大切です。
そのためのトレーニングとしては、体幹の強化やスイングのリズムを意識した練習が効果的です。ドライバーやウッドでのスイングを練習することで、ヘッドスピードを自然に上げることができます。
練習方法と試すべきドリル
練習では、まずはハーフスイングやスリークォーターのスイングから始めて、無理なくスイングスピードを上げる練習を行いましょう。これにより、スイング全体のバランスが整い、より効率的にボールに力を伝えることができます。
また、ドライバーとアイアンを同時に使った練習で、ヘッドスピードを均等に上げることができ、アイアンでのショットでも球の高さを出す感覚を身につけることができます。
まとめ
7番アイアンで球が低く、ランが多く止まらないという問題は、ボール位置、スイング軌道、ヘッドスピードなど複数の要素が関係しています。まずはボール位置やスイングの改善から取り組み、その後、ヘッドスピードを意識したトレーニングを行うことで、球の高さと飛距離を改善することが可能です。少しずつ練習を重ね、理想的なショットを打てるようになりましょう。
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