10月末のフルマラソンに初出場される方の走力診断を行います。現状の走力を元に、サブ4(4時間以内)達成の可能性について詳しく解説していきます。
1. 現状の走力分析
まず、現状の走力を見てみましょう。月間走行距離が180〜200km、普段のジョグが5分30秒ペースで10キロ程度というのは、非常に安定しており、十分な基礎力があります。週1回のロングランとインターバル・閾値走を取り入れている点も素晴らしいです。また、10キロ46分、ハーフ1時間48分というタイムも、サブ4達成に向けて十分な力を持っている証拠です。
2. 走力を向上させるためのポイント
サブ4達成に向けての課題は、後半の足持ちです。フルマラソンでは、特に30kmを過ぎてからの「壁」が大きな課題となります。そのため、後半のペースダウンを防ぐためには、エネルギー補給やペース配分が重要です。月間走行距離が十分にあるため、ここからは心肺能力とともに耐久性を高めるトレーニングにフォーカスしていきましょう。
3. 具体的なアドバイス
サブ4を達成するためには、フルマラソンのペースを5分40秒程度に抑える必要があります。10キロのペースが46分、ハーフ1時間48分というタイムから考えると、後半のペースダウンを防げれば十分に達成可能な範囲内です。特にロングランでの30km走は非常に有効です。ここでのペースを意識的に維持し、30km以降も持続できる耐久力を養うことが求められます。
4. まとめとフルマラソン当日の戦略
サブ4達成に向けての現状の走力は十分に高く、後は戦略と体力の維持が重要です。ペース配分とエネルギー補給を意識しながら、30km以降の走り方に工夫を凝らすことで、4時間以内にゴールすることが可能でしょう。特に後半の足持ちに不安を感じている方は、ペース管理と補給戦略をしっかりと組み立てることが成功へのカギです。トレーニングを継続し、自信を持って本番を迎えましょう。


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