新しい2馬力の船外機を購入し、試運転をしているときにバケツの水がススで汚れてしまう現象に気付いた方も多いでしょう。この現象は正常なのか、それとも何か異常があるのか不安に感じることと思います。今回は、船外機の試運転中にバケツの水が汚れる理由とその対処方法について解説します。
船外機の排気とススの関係
船外機が動作すると、エンジンから排気ガスが排出されます。特に水冷式のエンジンは、排気ガスを水で冷却する過程で、ガス内に含まれる微細な粒子が水中に放出されます。この微細な粒子がバケツの水を汚す原因となり、ススのように見えることがあるのです。
水冷エンジンの特性とススの発生
水冷エンジンは、エンジンの冷却を効率的に行うため、エンジン内で燃料を燃焼させた後、排気ガスを水で冷却します。この冷却過程で、未完全燃焼の燃料が水中に微細な粒子として残り、これがススのように見えることがあります。特に初めてエンジンを動かした時や、最初の試運転では排気ガスが多くなる傾向があります。
試運転中のススの問題は正常か?
試運転中にバケツの水がススで汚れるのは、正常な現象の一部です。エンジンが新しい状態では、特に排気ガスに未完全燃焼の燃料や微粒子が多く含まれ、これが水中に放出されます。これらの汚れは、エンジンが慣れてくることで徐々に減少していきます。
試運転後の水の処理方法と注意点
試運転後の水がススで汚れるのは一時的なものであり、特に問題はありません。ただし、排気ガスを含んだ水を長時間放置すると、腐敗や異臭の原因となることがありますので、早めに水を交換し、周囲に影響を与えないよう注意が必要です。また、排気ガスや水が環境に与える影響を最小限に抑えるため、可能な限り専用の試運転用タンクを使用することをお勧めします。
まとめ
新しい船外機の試運転時にバケツの水がススで汚れるのは、正常な現象であり、エンジンが新しい段階では排気ガスに微細な粒子が多く含まれるためです。時間が経過すると、エンジンが慣れてきて、排気ガスやススの発生は減少します。試運転後は早めに水を交換し、環境への配慮を忘れずに行いましょう。


コメント