ロードバイクのアップグレードは、性能向上だけでなく、ライディングの快適さにも大きな影響を与えます。今回は、BMC SLR02 2019のリムブレーキモデルにアルテグラDi2を搭載する際に必要な部品や工賃の目安について解説します。
アルテグラDi2へのアップグレードに必要な部品
アルテグラDi2は、シフトの精度が高く、電動変速の利便性が特徴です。アップグレードには以下の部品が必要となります。
- Di2シフター(ST-6870など)
- Di2ディレイラー(FD-R8050、RD-R8050)
- バッテリー(BT-DN110、BT-DN300など)
- バッテリーケーブルやコネクター
- Di2専用ハンドルバーテープ(オプション)
- 専用の配線キット(ケーブル、ジャンクションA、ジャンクションB)
- スプロケット(アルテグラ)
- チェーン(KMZまたはその他の互換チェーン)
- デュラエースのクランク(オプション)
これらの部品はすべて揃っているとのことですが、購入前に適合性を確認することが大切です。
ショップに依頼した場合の工賃
カミハギサイクルささしま店やニコー製作所などのショップに依頼した場合、工賃はおおよそ以下のような費用がかかります。
- Di2コンポーネントの取り付け:15,000〜25,000円
- 配線の通線および設定:5,000〜10,000円
- 調整・試走:5,000〜10,000円
合計で、25,000円〜45,000円程度が一般的な目安です。工賃はショップによって異なるため、事前に見積もりを確認することをお勧めします。
Di2専用の穴や配線の取り回しについて
BMC SLR02 2019には、Di2専用の穴や配線通し用の空間がすでに設けられているとのことです。この場合、配線作業は比較的スムーズに進むはずですが、ショップに依頼することで確実に取り付けや調整をしてもらえます。
フレームがDi2に対応している場合、バッテリーやケーブルの取り付けも容易で、電子デバイスの設置も簡単です。電池の位置や配線の取り回しを正確に行うことが重要です。
まとめ
アルテグラDi2へのアップグレードは、確実に変速性能を向上させ、ライディングを快適にしてくれます。必要な部品を全て揃え、信頼できるショップでの取り付けを依頼すれば、安全で効率的なアップグレードが可能です。また、工賃の目安として25,000円〜45,000円を想定しておくと良いでしょう。しっかりとした調整と試走を行うことをお勧めします。


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