合気道の小手返しは、相手の手首を決めた後の投げ方が重要です。質問者のように手首を決めたところまでできているのであれば、次はその後の動きに注目しましょう。今回は、小手返しで投げる際の注意点と正しい技の流れを解説します。
小手返しの基本的な流れ
小手返しは、相手の手首を適切に決めた後、そのまま自分の体を使って投げる技です。相手の手首を決める段階が完了した後、重要なのは「引き手」と「押し手」の使い方です。引き手は相手の腕を引きながら、押し手は肩を押し込むように動かします。
手首を決めた位置から、体全体を使って動きを加えることで、相手のバランスを崩し、自然に倒すことができます。これが基本的な小手返しの流れです。
右手で相手の左肩を押して倒す方法
質問者が行った「右手で相手の左肩を押して倒す方法」についてですが、これは少し外れた方法です。小手返しの本来の動きでは、肩を押すのではなく、相手の手首を引きながら自分の体を横に動かすことがポイントです。
肩を押す方法だと、力が直接的すぎて相手に反発されることが多いので、手首を中心に相手を引き寄せてから、体を横に捻るように動かすことを意識しましょう。
投げるためのコツと注意点
小手返しで投げるためには、いくつかのコツと注意点があります。
- 体全体を使う: 腕だけでなく、腰や足を使って相手を倒す動きを作ります。体を捻るように動かし、相手をスムーズに転がします。
- 引き手と押し手の使い分け: 引き手で相手の手首を引き、押し手で肩を押すのではなく、押し手を相手の手首に添えて動かします。
- タイミング: 投げるタイミングは、相手が力を入れている瞬間に決めます。力が抜ける瞬間を狙い、相手のバランスを崩しましょう。
まとめ
小手返しは相手の手首を決めるところまでできているので、あとは体全体を使って投げる技にすることが重要です。右手で肩を押す方法ではなく、引き手と押し手をうまく使い、タイミングよく体を使って倒すことを意識してください。これを意識することで、よりスムーズで効果的な小手返しを実現できるでしょう。


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