卓球ラバー選びにおいて、バック面のラバーはプレースタイルに大きな影響を与えます。今回は、グレイザーとグレイザー09cの2種類のラバーをバック面に貼る場合の違いと選び方について解説します。グレイザーを使っているけれどバックがうまく上がらないという方にも、どちらのラバーが自分に合うかのヒントをお届けします。
グレイザーとグレイザー09cの特徴
まずは、それぞれのラバーの特徴を見てみましょう。
- グレイザー:グレイザーは、高いスピードとスピン性能を持つ、非常に反発力の高いラバーです。特にフォアに向いているとされていますが、バック面にも十分対応可能です。グレイザーは粘着力があり、ドライブやスピンでのコントロールがしやすく、安定したパフォーマンスを発揮します。
- グレイザー09c:グレイザー09cは、グレイザーの進化系で、微粘着性を持ち、グレイザーよりも少し柔らかい打球感があります。これにより、よりコントロール性が向上し、特にバックハンドでの安定感が増します。スピンと安定性を両立させたラバーです。
バック面のラバーに求めるべき特徴
バック面に求める特徴は、スピン性能だけでなく、コントロールや安定性も非常に重要です。バックハンドでの打球や返球が多い選手にとっては、コントロール性が高いラバーが求められます。
グレイザーをバック面に使っているが、うまくバックが上がらない場合、ラバーの硬さや反発力が強すぎる可能性があります。微粘着性のラバーは、コントロール性を高め、ボールの安定した返球がしやすくなるため、特にバック面に向いていると言えるでしょう。
グレイザー09cはバック面に適しているか?
グレイザー09cは、微粘着性があり、コントロール性能が優れているため、バック面に非常に適しています。バックハンドでの安定した返球やスピンをかけるために必要なコントロール性が提供され、グレイザーの硬さが気になる場合には、09cの方がよりマッチするでしょう。
特にバック面でのドライブやカットなどの操作が重要な場合、グレイザー09cはしっかりとしたコントロールと安定感を提供するため、グレイザーよりも向いていると言えます。
ラバー選びのおすすめ
バック面にラバーを選ぶ際には、自分のプレースタイルを考慮することが重要です。もしバックでより安定した操作やコントロール性を求めるなら、グレイザー09cを選ぶと良いでしょう。グレイザーを使っている方で、バック面の安定性を高めたい場合には、09cに変えることが効果的です。
また、グレイザー09cは微粘着性を活かし、ドライブやスピンを強化しつつ、コントロール性を向上させるため、バック面に非常に向いています。
まとめ
グレイザーとグレイザー09cは、どちらも高い性能を誇りますが、バック面においては、グレイザー09cの方がコントロールと安定性に優れています。もしバックがうまく上がらないと感じているなら、グレイザー09cに変えることで、より安定したプレーが可能になります。自分のプレースタイルに合ったラバーを選び、より良いパフォーマンスを目指しましょう。


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