ダムのバックウォーターでボイルは頻繁に見かけるものの、なかなか釣れないという悩みを抱えている方も多いです。ボイル撃ちが成功しても食いついてこない理由と、釣れない原因を探り、攻略法を見つけるためのポイントを解説します。
ボイル撃ちの時に釣れない理由とは?
ボイルが起こる場所では、バスが餌を追い詰めている状況ですが、すぐに食いつかない理由はさまざまです。まず、ボイルの位置やバスの活性が低い可能性があります。ボイルを見かけるタイミングや場所が、必ずしもバスが積極的に餌を食べている時とは限りません。
また、バスは警戒心が強い魚であり、見えバスの場合、すでに人影に反応している可能性もあります。特に近距離での投げ方やラインが太いと、バスが警戒しやすく、食い気をなくすことがあります。
ラインの太さとバスの警戒心
ラインの太さは、バスの食いつきに影響を与える要因の一つです。14lb〜20lbのラインは、強度は十分ですが、バスにとっては太すぎると感じることがあります。特に見えバスの場合、ラインが水中で目立つことがあり、これが警戒心を引き起こし、食いつかない原因になります。
そのため、ラインの太さを1〜2号ほど細くすることで、バスの警戒心を減らし、食い気を引き出すことができる場合があります。特にノーシンカーのような繊細な動きを重視する釣法では、細めのラインが有利になります。
ルアー選びとアクションの見直し
エバーグリーンのラストエースや他のワーム・ルアーを使っても食いつかない場合、そのアクションやリトリーブのスピードがバスに合っていない可能性もあります。ボイルが発生している場所では、通常のリトリーブではなく、バスが食べやすいアクションを意識する必要があります。
例えば、少し遅めのリトリーブでワームやシャッド系のルアーを浮かせ、バスに違和感なく食いつかせるテクニックが有効です。また、ボイル周辺の水深や地形を確認し、バスが好む位置にルアーを入れることも大切です。
隠れたポイントを見逃さない!
見えバスが警戒している場合、隠れて投げるのは有効ですが、さらに有効なアプローチとしては、バスが好む障害物やカバー周辺を狙うことです。バックウォーター内には、木の枝や石、草など、バスが隠れやすい場所があるはずです。
これらのポイントを見逃さずに、少しでもバスの警戒心を減らす場所にルアーを投げることが、成功の鍵となります。
まとめ:慎重にラインとルアーを調整してアプローチを見直そう
ボイル撃ちで釣れない理由は多岐にわたりますが、ラインの太さやルアーアクションを見直すことが重要です。警戒心を減らすためにラインを細くし、繊細なアクションを加えることで、バスの食いつきを引き出す可能性が高まります。また、隠れたカバーや障害物にルアーを入れることも効果的です。次回はこのような調整を試して、釣果を上げる手助けになることを願っています。


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