完成車からバラ完にしたロードバイクの扱いについて

自転車、サイクリング

完成車のロードバイクを購入し、1年後にコンポ、ホイール、ワイヤー類、BBなどを全て交換した場合、それは実質的にバラ完扱いになるのか、という質問がよくあります。この記事では、完成車からバラ完に至る過程とその定義について詳しく解説します。特に、パーツの交換とワイヤー調整などを自分で行った場合、どのように分類されるのかを考えていきます。

1. 完成車とバラ完の違いとは

完成車(コンプリートバイク)は、フレーム以外の全てのパーツが最初から組み込まれている状態のバイクです。対してバラ完(バラ完組み)は、フレームを除くパーツをすべて選んで自分で組み立てたバイクのことを指します。完成車を購入した場合、最初はフレームを中心にパーツが組み込まれており、その後パーツを交換したとしても、最初に購入したのが完成車であれば、完全にバラ完とは言い難いことが多いです。

2. 自分でパーツを交換した場合のバラ完扱い

自分でパーツを交換した場合、特にコンポーネントやホイール、BB、ワイヤー類などを変更した際に、バラ完扱いとなるのかが問題になります。基本的に、パーツの交換を行い、自分で組み立てているので、バラ完の感覚に近いものがあると言えます。しかし、フレームだけが元のままであれば、厳密にはバラ完ではなく、パーツ交換を行った完成車という扱いになります。

3. ワイヤー調整や取り替えを行った場合

ワイヤーの調整や取り替えを自分で行うことは、バラ完に向けた準備作業の一環として捉えることができます。これにより、バイクのフィーリングや走行性が向上し、パーツ交換と組み合わせることでより理想的なバイクに仕上がります。ただし、ワイヤーの調整や取り替えだけでは、完全にバラ完とは言えません。

4. 完成車とバラ完の分類の曖昧さ

完成車とバラ完の境界は非常に曖昧であり、どの程度のパーツ交換でバラ完扱いとなるかは、特に明確な基準がないのが現状です。例えば、ホイールやコンポの交換が完了している時点でバラ完と感じるかもしれませんが、フレームや一部パーツが元のままであれば、完成車と捉えられることもあります。このような分類は、バイクに対する個々の捉え方や使用目的に応じて変わるため、一概に判断することは難しいです。

まとめ

完成車からパーツを交換していく過程で、バラ完に近づいていくことは間違いありませんが、フレームを変更していない限り、完全なバラ完とは言えません。自分でパーツを選び組み合わせていくことで、理想のバイクを作り上げていく過程を楽しみながら、バイクの性能を最大限に引き出していきましょう。最終的にどのようにバイクを分類するかは、その人の捉え方による部分が大きいため、自分にとって最適な形を目指すことが重要です。

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