テニス部のリーダーとして、県大会に向けての練習メニューを考えるのは大変な責任です。特にメンバー間で実力差があり、仲が良くない場合、全員が楽しめる練習メニューを作るのは一層難しくなります。今回は、17人のメンバーが楽しみながら効率的に練習できる方法を解説します。
実力差とチームのバランスを考える
17人のメンバーが異なる実力を持っている場合、全員が満足できる練習メニューを作るには、実力差を考慮したメニュー作りが大切です。実力が高いメンバーには技術向上を目指した練習を、初心者には基本的な技術の習得を中心にメニューを組み立てます。
例えば、最初にグループ分けをし、各グループで行う練習内容を少し変えることで、各自のレベルに合わせた練習ができます。上級者には、スピンやドライブの強化、初心者にはラケットの握り方や基本的なストロークの練習を重視しましょう。
待ち時間を減らす練習方法
練習中に待ち時間が長くなると、モチベーションが下がる原因になります。17人で2面のコートを使う場合、効率よく練習を進めるために、待ち時間をできるだけ短縮する工夫が必要です。
一つの方法として、グループ分けをして、各グループが異なる練習を同時に行うことです。例えば、グループ1はサーブ練習、グループ2はストローク練習、グループ3はボレーメニューを行うなど、分担して練習を進めることができます。また、練習中に交代制にすることで、メンバーが絶えず動き続けることができ、待ち時間が短縮されます。
チームメンバー間のコミュニケーションを促進
バレーボール部の練習メニューを組む際には、メンバー間のコミュニケーションを意識的に促進することが重要です。仲が良くないメンバーがいる場合でも、練習を通じてコミュニケーションを取ることでチームの一体感が生まれます。
例えば、ペアを組んで行う練習や、ゲーム形式で練習を進めることで、自然と会話や協力が生まれます。また、ミニゲームやラリーを行うことで、楽しく競い合いながらお互いを知ることができます。これにより、練習が一層楽しくなり、チームワークも向上します。
実践的な練習メニュー例
以下は、17人を効率よく使うための練習メニュー例です。初心者から上級者まで対応できる内容にしています。
- ウォーミングアップ（10分）：全員での軽いジョギングとストレッチ。
- サーブ練習（15分）：上級者はスピンサーブ、初心者は基本的なサーブフォームの練習。
- ストローク練習（15分）：片方が打つ、もう片方が返すラリー形式。上級者はドライブ、初心者はストレートの安定性を意識。
- ボレー＆スマッシュ練習（15分）：ネット近くでのボレー練習。初心者は基本、上級者は強いボールを打つ練習。
- ミニゲーム（20分）：チームに分けて、練習した技術を活かすゲーム形式で実践。
まとめ
17人のメンバーが異なる実力を持つ中で、全員が楽しく効率的に練習できるメニューを組むことは少し難しいかもしれませんが、グループ分けや交代制を活用することで、待ち時間を減らし、全員のスキル向上を目指すことができます。また、練習中にコミュニケーションを意識的に取ることが、チームの一体感を生み出すポイントです。これらを参考に、楽しく充実した練習を進めていきましょう。
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