ダイワのリール「23エアリティ ST SF2000SSP」を使用する中で、ハンドル部に取り付けられている防水パッキンを取り外すと巻き感が軽くなるという現象が発生した場合、これはある意味で「正常」と言えます。しかし、その原因や淡水のみで使用する場合の影響については理解しておくべきポイントがあります。
防水パッキンを外すと巻き感が軽くなる理由
リールのハンドル部に防水パッキンがついている理由は、内部機構への水分や異物の侵入を防ぐためです。このパッキンがあることで、どうしても巻き感が多少重く感じられることがあります。パッキンを外すと、その抵抗がなくなるため、巻き感が軽くなるのは自然な現象です。
しかし、パッキンがないことで内部が水にさらされるリスクが高まり、長期的に使用する際には注意が必要です。特に湿気や水に強い設計が施されていない場合、リールの寿命に影響を与える可能性もあります。
淡水のみでの使用とパッキンの有無
淡水で使用する場合、完全にパッキンを取り外しても問題が起きない場合もあります。淡水は塩分が含まれていないため、海水ほど内部機構への影響が少ないためです。ただし、長時間の使用や過酷な条件下では、パッキンなしでは内部機構に湿気が入り、錆びや腐食の原因になることもあります。
そのため、淡水専用として使用する場合でも、メンテナンスはこまめに行い、使用後には十分に水分を拭き取ることが推奨されます。
パッキンなしで使用する場合の注意点
パッキンなしでリールを使用する場合、以下の点に注意が必要です。
- 定期的なメンテナンス:パッキンがないことで内部に水分が入りやすくなるため、使用後の手入れが重要です。特に水洗い後には、リールを完全に乾燥させるよう心掛けましょう。
- 長期的な使用:淡水であっても長期間使用する場合、内部に水分が残らないように注意が必要です。最終的にはパッキンを再設置することを考慮するのも一つの手です。
まとめ
「23エアリティ ST SF2000SSP」の巻き感が軽くなるのは、パッキンが防水の役割を果たすための抵抗を生んでいるからです。淡水のみの使用ではパッキンを外しても問題がないことがありますが、長期間の使用や過酷な条件下ではパッキンの再取り付けが推奨されます。リールを良好な状態で長持ちさせるためには、メンテナンスと確認をしっかり行いましょう。


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