タイトリストGT2とベンタスTRブルーの違いとスライス特性について

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タイトリストGT2 10°とベンタスブラック6Sを使用している中で、ベンタスTRブルーに変更した際にスライスが強くなると感じた場合、その違いにはシャフトの特性や素材の違いが影響している可能性があります。今回は、ベンタスTRブルーとベンタスブラックの特性の違いについて解説し、なぜスライスが強く感じるのかを探ります。

1. ベンタスブラックとベンタスTRブルーの特性の違い

ベンタスブラックは、強いシャフトであり、比較的低スピンで安定した弾道を得やすい特徴があります。ヘッドスピードが45~47m/s程度のプレイヤーに対して、シャフトのしなり戻りが強く、安定した弾道を提供します。これにより、フェードヒッターの方でも過剰なスライスは出にくく、直進性が高い打球を打ちやすいです。

一方、ベンタスTRブルーは、少し異なる設計がされており、シャフトの中間部でのしなりが強調されています。そのため、フェード軌道が強調されやすく、カット軌道でのスライスが出ることがあります。特に、フェードヒッターの方がTRブルーを使うと、スライスが強く出ることがあるのはこのためです。

2. スライスが強くなる理由

ベンタスTRブルーに変更したことで右スライスが強くなる原因は、シャフトの硬さとしなりの特性が影響している可能性があります。TRブルーは、特に中間部でしなりやすく、フェード軌道を作りやすいシャフトです。このため、インパクト時にフェースが開きやすく、スライスが強く出ることがあります。

また、ヘッドスピードやスイング軌道にも関係しており、TRブルーの特性が合わさることで、スライスが強調されているかもしれません。スライスを抑えたい場合は、少し硬めのシャフトや、安定した弾道を提供するシャフトへの変更を検討するのも一つの方法です。

3. ベンタスブラックの特性とスライスの抑制

ベンタスブラックの特徴として、しっかりとした手元の剛性と低スピンの安定性が挙げられます。このシャフトは、特にフェードヒッターの方にとっては、スライスを抑制するのに効果的です。インパクト時にシャフトがしっかりと返り、フェースが開きにくいため、スライスが出にくくなります。

ブラックの方がフェースを閉じやすく、直進的な弾道を得やすいため、スライスを抑えるためにはベンタスブラックが有利である可能性が高いです。特に、カット軌道やフェードヒッターの方には、安定性と直進性を重視したブラックが適していると言えるでしょう。

4. シャフト選びのアドバイス

スライスを抑え、安定した弾道を求める場合は、シャフトのしなり特性をしっかりと理解して選ぶことが大切です。ベンタスブラックは、安定性と直進性を重視する方に最適で、スライスを抑えるためには非常に有効です。

もし、ベンタスTRブルーを使っていてスライスが強くなったと感じる場合、シャフトの硬さやスイング時のしなり感に注目し、少し硬めのシャフトや異なる特性を持つシャフトに変更することを検討してみてください。また、フィッティングを受けることで、自分に最適なシャフトを見つけることができます。

まとめ

ベンタスブラックとベンタスTRブルーの違いは、シャフトのしなりと硬さ、そして弾道の安定性にあります。TRブルーはフェード軌道を強調しやすく、スライスが強く出ることがあります。一方、ベンタスブラックは安定性と直進性があり、スライスを抑えるために有効なシャフトです。自分のスイングタイプに合ったシャフトを選び、スライスを抑えることができるようにしましょう。

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