ショルダープレスは肩の筋肉を鍛えるための基本的なエクササイズですが、フォームによっては手首に負担をかけることがあります。特に手のひらを完全に前向きにするフォームで手首が痛む場合、少しフォームを調整することで痛みを軽減できる可能性があります。本記事では、手のひらの向きと肩トレのフォームに関する疑問について解説します。
ショルダープレスの基本フォーム
ショルダープレスを行う際、手のひらを完全に前向きにするフォームが一般的ですが、このフォームが適切かどうかは個人の体型や柔軟性に依存します。基本的に、肩と肘が一直線になる位置でバーベルやダンベルを持ち、上に押し上げます。このフォームで手首に痛みを感じる場合は、フォームに何らかの問題があるか、手首や肩の柔軟性が不足している可能性があります。
手のひら前向きフォームでの痛みの原因
手のひらを完全に前向きにするフォームでは、手首に負担がかかりやすくなります。手首を完全に伸ばした状態でダンベルやバーベルを持つため、無理な力が加わり、痛みが発生することがあります。特に柔軟性が足りない場合や過剰な力が加わると、痛みを引き起こす可能性があります。
ハの字や縦持ちフォームのメリット
ハの字持ち(小指が少し前向き)や縦持ち(小指がほぼ前向き)にフォームを変更すると、手首への負担を軽減することができます。手首が痛む理由は、完全な前向きフォームで手首を無理にひねっているためです。ハの字持ちや縦持ちにすることで、手首の角度が改善され、痛みを和らげることができる場合があります。これらのフォームでも十分に肩を鍛えることができるため、無理なくトレーニングが可能です。
フォームの調整と安全性
どのフォームが正しいかは個人の体の状態や目的によって異なります。手首に痛みを感じる場合は、フォームを少し調整することが重要です。また、無理に前向きに持たず、手首に優しいフォームで行うことで、怪我のリスクを避け、効率的にトレーニングできます。特に重い重量を扱う場合は、正しいフォームを維持することが安全性を高めます。
まとめ
ショルダープレスのフォームは、手首の痛みを避けるために微調整することが重要です。完全に前向きな手のひらのフォームが痛みを引き起こす場合は、ハの字持ちや縦持ちフォームを試してみましょう。自分に合ったフォームを見つけることで、手首の負担を軽減し、安全に効果的なトレーニングができます。


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