ロードバイクのギア比は、効率的な走行とパフォーマンスに大きな影響を与えます。特に、坂道を含むコースでは、自分の実力に合ったギア比を選ぶことが重要です。この記事では、現在のギア比から次のアップグレードを考える際に重要なポイントや、FTP(最大パワー)をどのように活用して最適なギア比を選ぶかについて解説します。
1. ロードバイクのギア比変更を考える際の基本
ギア比は、フロントのクランクとリアのスプロケットの組み合わせによって決まります。例えば、現在のギア比である「50-34のフロントクランクと11-36のリアスプロケット」を使っている場合、比較的軽いギアで坂道を走ることができます。しかし、もし次に「52-36のフロントクランクと11-30のリアスプロケット」に変更したい場合、ギア比が重くなり、特に坂道でのパフォーマンスに影響が出る可能性があります。
このギア比変更が実力に見合っているかどうかは、自分のFTP(最大パワー)や走行するコースの特徴を考慮して判断することが大切です。
2. FTPとは?そして自分の実力に合ったギア比
FTP(Functional Threshold Power)は、1時間持続できる最大のパワーを指します。例えば、あなたの現在のFTPが2.7〜2.8倍である場合、これは自分の持っているパワーのレベルを表しています。これにより、登坂時や平坦な道を走る際にどれだけパワーを発揮できるかの目安になります。
次にギア比を変更する場合、自分のFTPに見合ったギア比を選ぶことで、無理なく走行が可能です。坂道があるコースでは、ギア比が軽い方が長時間楽に走れるため、特に坂道が多い場所での走行には、フロントのインナーギアが重要になります。
3. 現在の実力におけるギア比の最適化
実際に、坂道での走行において現在の実力ではフロント34のインナーギアでリア28くらいを使ってシッティングでなんとか長時間走れるとのことですが、フロント52-36にアップグレードする場合、ギア比が重くなり、特に登坂時に辛くなる可能性があります。
そのため、今のFTPレベル(2.7〜2.8倍)では、少し早すぎるかもしれません。もしアップグレードを検討するのであれば、FTPが3.0倍以上に達するまで待つか、ギア比の変更を慎重に行うべきです。
4. フロントとリアのギア比選択基準
フロントクランクのギア比は、走行するコースの地形に大きな影響を与えます。平坦な道では、52-36のギア比でも問題ないかもしれませんが、激坂が多い山道では、34のインナーギアの方が圧倒的に有利です。
リアスプロケットに関しても、11-30のギア比に変更すると、ギアがやや重くなり、平坦な道ではスピードを上げやすくなりますが、坂道での走行には厳しくなる場合があります。自分の走行コースの特性をよく考え、最適なギア比を選ぶことが重要です。
5. ギア比変更に対する実力の目安
もし、ギア比を52-36や11-30に変更したいのであれば、FTPが3.0倍以上に達することを目指すと良いでしょう。このレベルのFTPがあれば、より重いギア比での走行が可能になり、平坦な道や軽い登坂でも楽に走行できるようになります。
さらに、筋力トレーニングやランニングを継続的に行うことで、筋力が増し、より高いパワーで坂道を走ることができるようになります。次のアップグレードを行うタイミングとしては、FTPが3.0倍以上になった段階が理想的です。
まとめ
ロードバイクのギア比は、自分のFTPや走行するコースによって最適な選択が異なります。現時点での実力を踏まえ、無理なく走れるギア比を選び、必要に応じてアップグレードを行うことが大切です。特に坂道が多いコースでは、軽めのギア比を選ぶことが有効で、FTPが3.0倍以上になった段階でギア比を重くすることを検討すると良いでしょう。自分の実力に合ったギア比で、より快適なサイクリングを楽しんでください。


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