ヤマハ船外機F150Aのパイロットウォーター問題の解決法と原因特定

ヨット、ボート

ヤマハ船外機F150Aのパイロットウォーターが走行中は正常に出るが、フラッシャーを使った真水洗浄時に出ないという問題は、いくつかの原因が考えられます。インペラを交換しても問題が解決しない場合、他にも点検すべきポイントがいくつかあります。この記事では、パイロットウォーターが出ない原因とその解決方法について解説します。

パイロットウォーターの仕組みと正常な動作

パイロットウォーターは、船外機の冷却システムにおいて重要な役割を果たします。通常、走行中は水流によりウォーターポンプが動作し、冷却水がパイロットウォーターを通じて排出されます。正常に動作していれば、ウォーターは排水口からスムーズに流れ出ます。

フラッシャーを使って真水洗浄を行う際にも、同様にウォーターポンプから冷却水が流れるはずですが、フラッシャーを使用すると水流が不安定になる場合があるため、問題が発生することがあります。

インペラ交換後でもパイロットウォーターが出ない理由

インペラを交換したにもかかわらずパイロットウォーターが出ない場合、以下のような原因が考えられます。

  • ウォーターポンプの詰まり:ウォーターポンプの中にゴミや異物が詰まっていると、正常に冷却水が供給されません。
  • ホースの詰まり:冷却水が通るホースに汚れや異物が詰まっていると、水流が遮断されることがあります。
  • 水路の空気抜け不足:フラッシャーを使う際に水路内に空気が残ることがあり、これが原因で水流が十分に流れないことがあります。

パイロットウォーターの出ない原因を特定する方法

まずは、冷却システム全体をチェックして、異物やゴミが詰まっていないか確認しましょう。ホースの状態を点検し、亀裂や詰まりがないかを確認してください。

さらに、ウォーターポンプを取り外して、内部の状態を確認することも重要です。ポンプのインペラが正しく取り付けられているか、摩耗していないかも確認してみてください。

フラッシャー使用時の注意点

フラッシャーを使用して真水洗浄を行う場合、通常の海水と異なり水流の圧力が変わるため、冷却水の流れに影響を与えることがあります。このため、フラッシャーを使った際にウォーターが適切に出ないことがあります。

フラッシャーを接続する際は、ポンプが動作している状態で接続し、水路内に空気が溜まらないように注意しましょう。また、フラッシャーの水圧が過度でないことを確認することも大切です。

まとめ

ヤマハ船外機F150Aのパイロットウォーターが走行中は正常に出るが、フラッシャー使用時に出ない場合、インペラの交換以外にもウォーターポンプやホースの状態、空気抜けの問題などが考えられます。冷却システム全体をチェックし、異常がないか確認することで問題を解決できる可能性が高いです。

それでも解決しない場合は、専門的な修理が必要な場合もありますので、船外機のサービスセンターに相談することをおすすめします。

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