リバーシーバスで使用するリール選びは、釣果や操作性を大きく左右します。特にシマノの人気モデルである「24エクスセンスBB」と「19ヴァンキッシュ」は、多くのアングラーが比較検討する定番モデルです。この記事では、感度・軽さ・性能の3点を中心に両モデルを徹底比較し、どちらがリバーシーバスに適しているかを解説します。
24エクスセンスBBとは?
2024年モデルの「エクスセンスBB」は、上位機種のDNAを受け継ぎながらもコストパフォーマンスに優れたモデルです。Xプロテクト構造による高い防水性や、HAGANEギアによる滑らかな巻き心地が特徴です。シーバス専用に設計されており、河川や湾奥での釣りに最適な耐久性を持ちます。
さらに、軽量化が進み、前モデルと比べても操作性が向上。巻き感度やドラグ性能も安定しており、初心者から中級者まで幅広く扱いやすい設計です。
19ヴァンキッシュとは?
19ヴァンキッシュは、シマノが誇る超軽量・高感度リールの代表格です。CI4+ボディとマグナムライトローターによる軽快な巻き上げが魅力で、手元に伝わる情報量は非常に多く、繊細なアタリも逃しません。
その圧倒的な軽さと感度から、リバーシーバスだけでなく、バス釣りやエギングなど多用途に愛用されています。上位モデルのステラに次ぐ性能を持ちながら、軽さでは上回る点が評価されています。
感度の比較
感度面では明確に19ヴァンキッシュに軍配が上がります。マグナムライトローターの採用により、リール全体の慣性が軽く、ルアーの動きや流れの変化が手元に直結します。リバーシーバスのように水流の変化が多い環境では、感度の高さが釣果に直結します。
一方のエクスセンスBBも感度は良好ですが、ヴァンキッシュほど繊細ではありません。実釣においては「必要十分なレベル」といえますが、細かいアタリを取りたいアングラーには物足りなさを感じるかもしれません。
軽さの比較
軽さでも19ヴァンキッシュが圧倒的です。2500番クラスで165g前後と、シマノリールの中でも最軽量クラス。一方で24エクスセンスBBは200g程度で、20〜30gほどの差があります。この差は、長時間の釣行やロッド操作の疲労感に大きく影響します。
リバーゲームでミノーやバイブレーションを長時間投げ続ける場合、この軽さはアドバンテージになります。
性能・耐久性の比較
耐久性・防水性においては24エクスセンスBBの方が優れています。Xプロテクト構造やシーバス専用チューニングが施されており、河口域の塩分や泥混じりの水にも強い設計です。
19ヴァンキッシュも防水性は高いものの、極限の軽量化を優先しているため、ハードな使用ではメンテナンスを怠ると寿命に影響します。耐久性を重視するなら、エクスセンスBBが有利といえるでしょう。
リバーシーバスでの使い分け
リバーシーバスにおいては、以下のように使い分けるのがおすすめです。
- 軽さ・感度重視:19ヴァンキッシュ。ナイトゲームやデイゲームでの繊細なアプローチに最適。
- 耐久性・コスパ重視:24エクスセンスBB。荒れた環境や頻繁な釣行でも安心。
例えば、都市河川でバイブレーションやミノーをメインに使用する場合は、ヴァンキッシュの軽さと感度が生きます。一方、汽水域や潮の影響を受けやすいポイントでは、エクスセンスBBの防水構造が長持ちに繋がります。
まとめ
結論として、感度・軽さを重視するなら19ヴァンキッシュ、耐久性とコスパを重視するなら24エクスセンスBBがおすすめです。どちらもリバーシーバスに対応できる性能を持っていますが、自分の釣りスタイルと頻度に合わせて選ぶことが重要です。リバーゲームでの快適な釣りを実現するために、ぜひ両者の特徴を理解したうえでベストな1台を選んでください。


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