インドアコートで“オムニ用”テニスシューズは履いていい?選び方と注意点を解説

テニス

テニススクールでインドアコートを使うことになったけれど、これまでオムニコート(砂入り人工芝)で使っていた「オールコート用・砂付き」のテニスシューズをそのまま履いていいか悩んだことはありませんか?この記事では、インドアとオムニ/アウトドア用のシューズの違いや、履き替えるべき理由・選び方を整理します。

インドアコートとオムニ(砂入り人工芝)コートの“異なる条件”

まず、インドアコートとオムニコートでは、表面の摩擦・滑り・砂の影響・発塵などの条件が異なります。例えばインドアコートは砂が少ない/ないことが多く、床材(プラスチック系・フローリング系)によってトラクションが変わります。([turn0search18])

一方、オムニコート(砂入り人工芝)は“砂の上を滑り・止まる”動きに適したソール設計がされており、そのままインドアで使うと、滑りやすさ・ソールの減り・コート保護という観点で不利になる可能性があります。([turn0search10])

“オールコート用・砂付き”シューズをそのまま履くことのメリット・デメリット

【メリット】
・普段使っていて足に馴染んでいるシューズなら安心感がある。
・アウトドア/オムニ用として十分な横ブレ・耐摩耗性が備わっていることが多い。([turn0search7])

【デメリット】
・インドアの床(特にフローリング・プラスチック製)が滑りやすく、砂入り用ソールではグリップが不十分になる可能性。
・砂が付着したままインドアを使うとコートを傷めたり滑りの原因となる。
・ソールの溝や砂が除去されずにインドア床を傷つけたり、ノンマーク仕様でない場合マークを残す恐れがあります。([turn0search5])

実例:インドアで履き替えたほうがいいケース

例えば、スクールで「フローリング+人工芝風インドア」「砂入り人工芝インドア」など条件が異なる中で、砂のついたままオムニ用シューズを履くと、コートが滑って「急なストップ・方向転換でバランスを崩した」という事例があります。

逆に、インドアながらも“砂入り人工芝仕様”のコートであれば、オムニ用と同等のソールでも対応可能という声もあります。ただしその場合も“砂をなるべく取り除いて”使用するのが望ましいです。

履き分け・選び方のガイドライン

インドア&オムニを両方使う可能性があるなら、次のようにシューズを選び・履き分けるのがおすすめです。

  • インドア専用:ノンマーキング(marks‑free)ソール、かつ砂の付いていない状態で使用。床材に合ったグリップ性を持つもの。([turn0search18])
  • オムニ/砂入り人工芝用:砂入り用の溝・パターンを持つソールで、屋外・インドア兼用の場合でも砂を掃除してから使用。
  • 履き替えできるなら、2足持ちがおすすめ。砂入り用をアウトドア/オムニ、インドア専用を別に用意すると安全性・耐久性ともに向上します。

また、シューズの底に付着した砂や土はインドア使用前にしっかり取り除いてから履くことでコート保護にもつながります。

コートで聞いておきたい確認ポイント

スクールや施設で以下のような点を事前に質問しておくと安心です。

  • 「インドアコートの床材は何ですか?」(フローリング、プラスチック、人工芝など)
  • 「砂入り人工芝ですか?それとも固い床面ですか?」
  • 「ノンマーキング(コートに跡がつかない)仕様のシューズが必要ですか?」

このような確認ができれば、あなたの今使っているシューズがそのまま適用できるかどうかの判断がしやすくなります。

まとめ

結論として、**「オムニ用(砂入り人工芝用)オールコートシューズをインドアで使ってはいけない」というわけではありません**。ただし、インドアの床面・砂の有無・ノンマーキング仕様・ソールグリップなどの条件に応じて、適切に履き分けることが望ましいです。

特に、インドアコートが砂なし・フローリング系である場合は、砂のついたままのオムニ用シューズはグリップ低下・滑り・コート損傷のリスクがあります。履き替えが可能なら「インドア用」「オムニ用」を分けておくと快適・安全にプレーできます。

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