ジムでのトレーニングを始めて2〜3ヶ月が経過し、筋肥大を目的としたトレーニング法に挑戦しようとしている方に向けて、今回は「PPL法」のおすすめメニューとセット数・レップ数の目安を解説します。PPL法は「Push(押す)、Pull(引く)、Legs(脚)」の3種類のトレーニングに分けたプログラムで、筋肥大を目指す方に非常に効果的です。
PPL法の基本構成とそのメリット
PPL法(Push, Pull, Legs)は、1週間に3回〜6回のトレーニングで、全身をバランスよく鍛えることができるプログラムです。各セッションは次のように分かれています。
- Push:胸、肩、三頭筋をターゲットにした押す運動。
- Pull:背中、二頭筋をターゲットにした引く運動。
- Legs:脚部、下半身の筋肉をターゲットにした運動。
このように、筋肉群を集中して鍛えることができるため、効率的に筋肥大を目指すことが可能です。
筋肥大を狙ったPPL法のメニューとレップ数
筋肥大を目的にしたPPL法のメニューとセット数・レップ数の目安は、次のように設定します。
Push(押す)
- ベンチプレス:4セット×8〜10レップ
- ダンベルショルダープレス:3セット×8〜12レップ
- トライセプスプッシュダウン:3セット×10〜12レップ
胸、肩、三頭筋を重点的に鍛えるメニューです。重さとフォームをしっかりと調整し、筋肥大を促進します。
Pull(引く)
- デッドリフト:4セット×6〜8レップ
- ラットプルダウン:4セット×8〜10レップ
- バーベルローイング:3セット×8〜12レップ
背中、二頭筋をターゲットにしたメニューです。デッドリフトやローイングで背筋を鍛え、ラットプルダウンで広背筋をしっかり鍛えましょう。
Legs(脚)
- スクワット:4セット×8〜10レップ
- レッグプレス:3セット×8〜12レップ
- レッグエクステンション:3セット×12〜15レップ
脚部の筋肉を集中的に鍛えるメニューです。スクワットやレッグプレスを通じて下半身をしっかり強化します。
セット数とレップ数の設定のポイント
筋肥大を目指す場合、基本的には「8〜12レップ」を中心に設定します。このレップ範囲は筋肉の成長を促進するのに最適な範囲とされており、筋力向上と筋肥大を同時に狙うことができます。また、セット数については1種目あたり3〜4セットを目安に行い、1回のトレーニングで十分な負荷を与えられるようにしましょう。
重量設定は、フォームを崩さずに最大レップ数をこなせる重さを選ぶことが大切です。セットを重ねるごとに少しずつ重量を増やしていくことで、より高い筋肥大効果を得られるでしょう。
まとめ:PPL法を効果的に活用しよう
PPL法は筋肥大を目指す方に非常に効果的なトレーニング法です。上記のメニューとセット数、レップ数を参考に、自分の体力に合ったプログラムを組み立てていきましょう。ジムに通い始めてまだ2〜3ヶ月ということですが、適切なトレーニングで筋力や筋量を確実に増やすことができるので、焦らず継続して取り組んでいくことが大切です。
トレーニングの進捗に合わせてメニューを調整し、定期的にフォームや重量を見直すことで、より効果的な筋肥大を目指せます。頑張ってください!


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