ソフトテニスをしている中学2年生の方から、ラケットのガット設定について質問がありました。特に、「縦41ポンド、横38ポンドでガットを張るのは変ですか?」という疑問について、この記事ではその適切性について解説します。
ガットの張り方における基本的な考え方
ガットの張り方には、ポンド数(張力)が重要な役割を果たします。ポンド数が高ければ高いほど、ガットは硬くなり、反発力が強くなるため、打球感がシャープでコントロール性が増します。逆に、ポンド数が低ければ、ガットが柔らかくなり、より大きな反発力を得やすく、ボールの飛距離が伸びやすくなります。
ソフトテニスでは、選手のプレイスタイルや好みによって、最適な張力は異なります。そのため、「41ポンド縦、38ポンド横」という設定が適正かどうかは、選手がどのようなプレイスタイルを持っているかによって変わります。
ガット設定の適正範囲と目安
ソフトテニスのガットの張り方は、一般的に「縦と横で1〜2ポンドの差をつける」ことが多いです。あなたの設定「縦41ポンド、横38ポンド」は、実は非常に一般的な範囲内にあります。縦の張りを少し高めに設定することで、ボールのコントロールや安定性を増し、横の張りを少し低めに設定することで、ボールの飛びを良くする効果があります。
中学2年生という年齢では、まだ成長段階にあり、体力や打球スピードの変化があるため、もう少し柔らかめの張力を試してみるのも一つの方法です。例えば、縦のポンド数を少し下げることで、より弾力性を高めて、ボールの飛距離が増すかもしれません。
使っているラケットとガットの特性
あなたが使用している「YONEXカーボネックスクラウン」と「GOSENライジングストーム」は、どちらも性能に優れたラケットとガットの組み合わせです。カーボネックスクラウンはコントロール性に優れたラケットで、精密なショットに向いています。一方、ライジングストームは耐久性が高く、パワーをしっかり伝える特性を持っています。
この組み合わせでは、縦41ポンド、横38ポンドの設定は非常にバランスの取れたものと言えます。ガットが硬すぎると打球感が悪くなる可能性がありますが、この設定ではその心配は少ないでしょう。実際にプレイしてみて、打球感が合わないと感じる場合は、少しだけ張りを緩めてみると良いかもしれません。
張力の調整と選択肢
もし、よりコントロール重視でプレイしたい場合は、縦のポンド数を42〜43ポンドに、横を37〜38ポンドに調整することをおすすめします。逆に、もっと飛距離を求めるのであれば、縦の張りを少し下げることで、反発力を高めることができます。
張力は個人の好みによる部分が大きいため、自分にとって最適な設定を見つけるために、少しずつ調整してみましょう。また、長時間プレイしているとガットの伸びやすさも影響するため、ガットの張り直し時に再調整することも重要です。
まとめ
「縦41ポンド、横38ポンド」というガットの設定は、ソフトテニスにおいて非常に一般的で、特に問題はありません。あなたの使用しているラケットやガットの特性ともよく合っています。ただし、プレイスタイルや個々の好みによって最適な設定は異なるため、少しずつ調整し、自分に合った張りを見つけることが大切です。


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