高校生バスケ1試合あたりのリバウンド数はどれくらい?平均値と考え方を解説

バスケットボール

高校生バスケットボールの試合で、敵味方を問わず「1試合でどれくらいリバウンドが上がるか?」を知っておくと、戦術理解や練習目標にも役立ちます。本記事では、実際のデータをもとに「1試合あたりの総リバウンド数のざっくり平均値」と、どうしてその数になるかの背景をわかりやすく解説します。

リバウンド数は何によって決まるか

まず、1試合あたりのリバウンド数がどういう要素で変動するかを確認しましょう。

・シュート数・成功率が高い/低いことで、リバウンドのチャンス数が変わります。
・試合のテンポ(攻守の切り替え回数)が速いほど、リバウンド機会も増えます。
・リーグ・年齢・ポジション構成・スタイル(インサイド中心 or 3ポイント多用)によって変わるため、平均値はあくまで「目安」です。

参考データから見る「個人1人のリバウンド平均」

アメリカの高校バスケットボールデータでは、上位選手が1試合あたり14回以上のリバウンドを記録している例があります。例えば、MaxPrepsによる最新リーダーボードでは、上位選手の1試合リバウンド数が約16.5回というデータがあります。[参照]

この数値は「個人」にフォーカスしたものです。両チーム合計で考えると、もっと多くのリバウンド機会があると考えられます。

両チーム合計で考えた“1試合あたり総リバウンド”の目安

具体的な公表データこそ少ないですが、大学・プロレベルのデータを使って逆算できます。例えば、米大学バスケットボールでは1チームあたりの総リバウンド数が40〜50回程度という指標があります。[参照]

高校レベルではやや得点・シュート数・テンポともにプロ・大学に比べて少ないため、両チーム合計で「おおよそ70〜90回/試合」ほどが一つの目安となるでしょう。例えば、1チーム平均35〜45回×2チーム=70〜90回という計算です。

具体例:仮に高校生ゲームで70〜90回という数値をどう捉えるか

例えば、ある高校の公式戦で「チームAが38リバウンド」「チームBが34リバウンド」という記録が出たとします。この場合、両チーム合わせて72リバウンドです。目安として挙げた70〜90回の範囲内と言えます。

また、テンポが速くシュート数が多い展開(例:1試合で80点対75点)であれば、リバウンドの機会も増えるため、80〜90回近くになることもあります。逆に、ディフェンス重視でシュート数が少ない試合なら60台後半になることも想定されます。

日本の高校バスケに当てはめる際の注意点

日本の高校バスケでは、アメリカと比べてテンポやシュート数、ポジション構成が異なるケースもあります。例えばインサイド中心でリバウンドを集中させるチームと、外からの攻撃が多くてリバウンドが散るチームでは総数も変わります。

また、公式記録に「両チーム合計リバウンド数」を公表していない学校・大会も多いため、あくまで「目安として捉える」ことが重要です。

まとめ

高校生バスケットボールの1試合における敵味方含む総リバウンド数の目安は、70〜90回程度と考えられます。テンポ・シュート数・スタイルなどにより上下しますが、ゲームを振り返る際の一つの基準となる数字です。

もしあなたのチームや大会で実際の両チーム合計リバウンド数を記録してみると、「どんな試合展開なら80回近くになるか」「なぜ60回台にとどまったか」などの分析にもつながるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました