中国・四国地方でバレーボール部に入りたい中3男子の方が、「寮があって、部活動が中堅くらいで“楽しくプレーできる”環境の高校」を探しているというご相談をよく耳にします。今回はそのような希望に沿った高校選びのアプローチと、実際に該当しそうな高校の例をご紹介します。
高校選びで押さえておきたい3つの条件
まずは、「寮あり」「バレー部が中堅レベル」「中国・四国地方」というご希望を整理し、選ぶ際に注意したいポイントを確認しましょう。
- 〈寮あり〉…登下校が難しい地域や遠方から通学する場合には重要な条件です。学校公式サイトで「寮(寄宿舎)」「寮生活」などの記載を探しましょう。例えば、広島市立沼田高等学校には「寄宿舎『飛翔舘』」という寮施設があります。[参照]
- 〈バレー部が中堅レベル〉…“強豪校”では毎年全国レベルの大会に出るため、部活だけでかなりハードになる可能性があります。一方“初心者レベル”では大会出場・継続練習の機会が少ないことも。目安としては「県大会で出場経験はあるが全国常連ではない」「部員数や活動日数が多すぎない」高校を検討するのがおすすめです。
- 〈地域が中国・四国地方〉…四国中央市在住ということですので、香川・愛媛・徳島・高知あたりを視野に入れつつ、瀬戸内側の中国地方(広島・岡山)も通いやすさによって候補に入る可能性があります。
該当地域の「寮あり&バレー部あり」高校の具体例
実際にweb上で「寮あり」「バレーボール部」と記載のある高校をいくつかピックアップします。入部・見学前には部活動の実績・初心者歓迎かどうか・寮の定員・費用などを必ず確認してください。
・広島県:広島市立沼田高等学校=「寄宿舎『飛翔舘』」があり、体育系コース・部活動生のための寮と案内あり。[参照]
・岡山県:吉備高原学園高等学校=「寮について」案内があり、バレーボール部も「初心者でも基礎から学べる」と紹介されています。[参照]
※ただし、これらが“バレー部中堅レベル”かどうかまでは必ずしも明記されていないため、部活実績(県大会何回戦出場か)を調べるのがおすすめです。
「中堅レベル」を見極めるためのチェック項目
この段階で「強すぎず、弱すぎず」の中堅を探すための具体的なチェックポイントをご紹介します。
- 県大会出場経験はあるが「全国大会出場常連」ではない。
- 部員数が極端に少ない(3〜4人)わけではなく、普通規模(10 〜 30名)程度。
- 部活動の練習時間が長すぎず、学業・寮生活とのバランスが取れている記載がある。
- 初心者歓迎・“バレーを楽しみたい”という文言が部活動紹介にある。
例えば、初心者歓迎の部活紹介文がある高校は、「経験者だけではない環境」という一つのサインとなります。
四国中央市在住という視点から範囲を広げるコツ
四国中央市から通いやすい高校を探す際の工夫として以下があります。
- まずは「愛媛県内」「香川県内」で通学可能な高校を調べ、寮ありかどうかを確認する。
- それでも通学が厳しいと感じる場合は、瀬戸内海を挟んで「岡山県」「広島県」の寮付き高校も視野に入れる。実際寮があることで定期的な通学負担は軽くなります。
- 見学や資料請求を通して「バレー部の活動レベル・部員数・初心者歓迎度・寮生活の実情」を直接学校に確認しましょう。
まとめ
中国・四国地方で「バレー部が中堅くらい」「寮あり」「四国中央市から通いやすい」という条件に合う高校を探すには、まずは寮の有無・部活動実績・初心者歓迎かどうかを整理して、候補校をいくつかピックアップして見学・問い合わせすることが近道です。
今回ご紹介した高校はあくまで「候補例」ですので、入学前には最新の募集情報・寮の定員や費用・バレー部の雰囲気を直接確認することをおすすめします。あなたの高校生活が、バレーボールも学校生活も“ちょうど良く楽しく続けられる環境”になりますように応援しています。


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