ロードバイクに乗る際、服装にはこだわりたいものですが、特にジャージやレーパンなどの本格的なサイクリングウェアに加え、靴の選び方は意外と悩みのタネです。特に、「ぴちぴちのジャージにレーパンを着て、アイウェアでバシッと決めているけれど、靴はニューバランスのスニーカー」といったスタイルを選ぶ方もいるのではないでしょうか。この記事では、ロードバイクの服装としてスニーカーを選ぶことのメリット・デメリットや、適切な選択肢を解説します。
ロードバイクの服装選び:基本的なスタイルとは?
まず、ロードバイクに乗るための基本的な服装として一般的なのは、サイクルジャージとレーパン、サイクルシューズを組み合わせたスタイルです。サイクルジャージは体にぴったりとフィットし、空気抵抗を減らすためのデザインが施されています。レーパンは、サドルに長時間座っていても快適に過ごせるよう、パッド入りのものが一般的です。
スニーカーを履くことのメリット
ロードバイクにおいてスニーカーを履くことにはいくつかのメリットがあります。まず、スニーカーは通勤や街乗りなど、日常的に使える靴として汎用性が高いため、サイクルシューズに比べてコストが低く、他のスポーツやカジュアルな日常シーンにも使用できます。
また、スニーカーはサイクルシューズのように特別なクリート(ペダルと連結する部品)を必要としないため、靴を交換せずに他の用途でも使用できるという利便性があります。このため、普段使いとサイクリングを両立させたい方には、スニーカーの選択が魅力的です。
スニーカーでのロードバイクのデメリット
ただし、スニーカーを履くことでいくつかのデメリットも考慮しなければなりません。サイクルシューズはペダルとの連結機能を持ち、踏み込む力を効率よく伝えることができますが、スニーカーではこの機能がありません。そのため、長距離を走る際に効率的に力を伝えることができず、疲れやすくなる可能性があります。
さらに、スニーカーには通常、通気性や防水性といった特性がサイクルシューズに比べて劣るため、長時間のライドや悪天候時には不便を感じることがあります。
スニーカーに代わる選択肢:快適で効果的な靴とは?
スニーカーの代わりに選べる靴としては、サイクルシューズの中でもカジュアルなデザインのものや、ペダルと連結しないビンディングシューズなどがあります。これらはスニーカーに比べてペダルとの連結機能を持ちつつ、見た目がシンプルで普段使いにも適しています。
また、最近ではロードバイク用の「クリートレスシューズ」なども登場しており、これを選ぶことでサイクルシューズの利点を享受しつつ、普段着と合わせやすいデザインを選ぶことも可能です。
まとめ
ロードバイクの服装において、スニーカーを選ぶのは十分に実用的な選択肢です。特に通勤や街乗りを兼ねる場合、スニーカーの利便性は大きな魅力となります。しかし、長距離ライドやレースなど、本格的なサイクリングを目指す場合には、サイクルシューズを選ぶことが効率的で快適な走行に繋がります。自分のライドスタイルや目的に合わせて、最適な靴を選ぶことが大切です。

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