ブリヂストンの電動アシストクロスバイク「TB1e」は通勤・通学で人気ですが、純正サドルが少し硬めと感じる人は少なくありません。この記事では、快適性を重視したサドル選びのポイントや、サスペンションシートポストの必要性について解説します。
なぜTB1e純正サドルは硬く感じる?
スポーツタイプの自転車の多くは、ペダリング効率を重視するため比較的硬めのサドルが採用されています。長距離やスピードを出す走行では適していますが、街乗りや通学中心の場合はお尻が痛くなることもあります。
硬いサドルは衝撃吸収が弱いため、舗装の荒れた道路では特に不快感が増しがちです。
柔らかいサドルえらびのポイント
通学利用やツアラースタイルを考えるなら、以下の点をチェックしましょう。
- クッション性(ゲル・フォーム素材)
- 幅広設計(坐骨をしっかり支える)
- ショック吸収構造(スプリングなど)
一般的に「コンフォートサドル」「シティサドル」と呼ばれるカテゴリーの製品が向いています。
実際の例:
お尻が痛いと感じる高校生が、幅広でゲル入りのサドルに交換したところ、30分以上の通学でも痛みが大幅に軽減されたという声もあります。
おすすめのサドルタイプ
いくつか代表的なカテゴリを紹介します。ショップでも取り扱いが多く、試しやすいモデルです。
- ゲルクッション入りの幅広サドル
- 中心に穴がある「スリット入り」サドル(圧力分散)
- スプリング付きシティタイプサドル
特に電動アシスト車の場合、重量や速度が増すため衝撃吸収に優れたサドルが快適性に直結します。
サスペンションシートポストは必要?
サドルだけでは衝撃吸収が不十分な場合に役立ちます。特に以下に当てはまる方は検討する価値があります。
- 通学路に段差や舗装の荒れが多い
- 腰や尾骨に痛みが出やすい
- より楽に乗りたい
一方で、デメリットとしては重量増と価格アップがあります。まずはサドル交換だけで様子を見るのも良い選択です。
長く快適に使うためのフィッティング
快適性はパーツだけでなく、調整でも大きく変わります。
- サドルの高さをヒザが軽く曲がる位置に
- 前後位置を坐骨がサドル中央に来るように
- 角度は水平を基本に微調整
自転車店に調整を依頼することで、お尻の痛みが改善するケースも多くあります。
まとめ:まずはサドル交換が最も効果的
TB1eで通学を快適にするには、柔らかさと支えのバランスが取れたコンフォートサドルが最も現実的な改善方法です。サスペンションは必要に応じて追加し、フィッティング調整も忘れずに行うと、毎日の通学が快適で楽しいものに変わります。
サドルは体との接点であり、快適性を左右する非常に重要なパーツです。自分に合ったものを試しながら、理想の乗り心地を見つけましょう。

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