スノーボードやスキーの板のメンテナンスは、性能を最大限に引き出すために重要な作業です。特に新品のエクストルード板を研磨する際の手順や注意点を知っておくことで、より良い仕上がりになります。ここでは、エクストルード板の水研ぎ方法と、最終段階で水が玉にならなくなった場合について解説します。
エクストルード板の水研ぎ方法
エクストルード板は表面の仕上げが大切で、水研ぎを行うことにより、板の滑走性や耐久性が向上します。水研ぎでは、400番から2000番までの紙ヤスリを使い、段階的に研磨していきます。最初は粗い番手で表面を平らにし、次第に細かい番手を使用して仕上げていきます。
水が玉にならなくなる理由
研ぎ進めるにつれて水が玉にならなくなる現象は、実は正常です。水研ぎの際、紙ヤスリが細かくなるほど、表面が滑らかになり、水分が均等に広がりにくくなります。2000番の紙ヤスリを使用すると、表面が非常に滑らかになるため、研磨面に水が吸い込まれ、玉になりにくくなります。これは研ぎの進行状況を示す良い兆候です。
エクストルード板のメンテナンスにおける注意点
水研ぎを行う際は、圧力をかけすぎず、均等に研ぐことが重要です。また、板の角を研ぐ際は注意が必要です。角が丸まらないように、慎重に研磨を行いましょう。さらに、研ぎ終わった後は、しっかりと乾燥させることも大切です。水分が残ったままだと、板が錆びたり、表面に傷がつくことがあります。
まとめ
エクストルード板の水研ぎでは、研磨を進めることで水が玉にならなくなるのは正常な現象です。この現象を理解して、適切にメンテナンスを行うことが、板の性能を保つためには重要です。慎重に研磨作業を行い、仕上げ後にはしっかり乾燥させることで、長持ちする板を維持できます。


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