釣りをしていると、思わぬヒットにテンションが上がり、焦ってしまうことがあります。特に、複数匹の魚を同時に掛けてしまった場合、どうやって取り込むべきか迷うこともあるでしょう。今回は、ワカシを3匹掛けた際にタモを使うべきだったのか、ぶっこ抜きで取り逃がしてしまったシチュエーションを解決するための方法を解説します。
ぶっこ抜きとタモの使い分け
ぶっこ抜きとは、魚を釣り上げる際にタモ(ランディングネット)を使わず、竿とリールの力だけで魚を抜き上げる技術です。これが成功すればスピーディに魚を取り込むことができますが、魚が暴れたり、重さがある場合には、魚を取り逃がしてしまうリスクも高くなります。
特に、複数匹を掛けた場合や魚が大きい場合、ぶっこ抜きでの取り込みは難しくなりがちです。3匹同時に掛けている状況では、タモを使った方がより安全に、そして確実に魚を取り込むことができます。
タモの使い方とタイミング
タモを使うタイミングは、魚が水面近くに来た瞬間が理想です。魚が水面から顔を出した時、タモをうまく水面に入れ、魚を優しくすくい上げることが求められます。特に初心者の場合、魚が暴れているときにタモを使うのは難しいため、事前にタモを構えて準備をしておくことが重要です。
また、3匹掛けの場合は、最初に掛かった魚をタモで取り込んだ後、残りの2匹を別々に取り込む方法を取るとよいでしょう。焦って全てを同時に取り込もうとせず、一匹一匹確実に取り込むことを心がけましょう。
取り逃がさないためのポイント
ぶっこ抜きで取り逃がさないためのコツとしては、魚のサイズや体力を見極め、無理に引き上げないことが大切です。特に体力が残っている魚を無理にぶっこ抜くと、針が外れることがあります。また、魚が暴れているときに力任せに引っ張ると、ラインが切れることもあります。
タモを使うことで、魚が暴れている間も余裕を持って取り込むことができるため、取り逃がしのリスクが減ります。タモは、魚を優しく取り込むための必須アイテムと言えるでしょう。
釣り初心者のためのタモ選び
タモは釣りのスタイルに合わせて選ぶことが大切です。初心者の場合、軽量で使いやすいものを選ぶとよいでしょう。特に、長時間の釣りでも疲れにくいタモを選ぶことが重要です。また、魚をすくう部分が大きいものや、網目が細かいものを選ぶことで、魚を傷つけることなく取り込むことができます。
釣り場や釣り方によってタモのサイズや形状を選ぶこともポイントです。例えば、堤防や岸辺での釣りでは、長さや網目の大きさを調整することで、効率よく魚を取り込むことができます。
まとめ
釣りにおいて、魚を取り込む際に焦らず確実に取り込むためには、タモを使うことが一番の安心策です。特に複数の魚を掛けた場合や、大きな魚を釣った場合、ぶっこ抜きでは取り逃がすリスクが高くなります。タモを使うことで、魚を優しく取り込むことができ、釣果を無駄にせず楽しむことができます。釣り初心者でも、タモをうまく使いこなすことで、釣りの楽しさをさらに深めることができるでしょう。


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