冬の山登山を始めるには、アイゼンを使うような難易度の高い山ではなく、初心者でも安心して登れる山を選ぶことが重要です。特に、チェーンスパイクで十分対応できる山を選べば、無理なく冬の登山を楽しむことができます。今回は中四国エリアで冬山登山デビューにオススメの山を紹介し、装備に関してもアドバイスをお伝えします。
1. 初心者向け冬山登山に適した山
中四国には冬でも登りやすい山が多くあります。特に初心者向けとしておすすめなのが、以下の山です。
- 石鎚山(愛媛県) – 標高1982mの石鎚山は、登山道も整備されており、冬でも比較的登りやすいです。積雪時でもチェーンスパイクで問題なく登れるため、初心者でも安心です。
- 大山(岡山県) – 標高1700m弱の大山は、冬でも雪が積もりやすく、雪山の雰囲気を楽しむことができます。標高が高すぎず、登山道もしっかりしているため、初心者にぴったりです。
- 剣山(徳島県) – 標高1955mの剣山は、冬でも比較的安全に登れる山です。積雪時でもチェーンスパイクで十分対応可能で、雪景色を楽しむことができます。
2. チェーンスパイクを使う山登り
チェーンスパイクは、アイゼンと比べて軽量で使いやすく、特に積雪が少ない場合や登山道が雪で固まっている場合に便利です。基本的にアイゼンが必要なほどの厳しい登山道ではなく、雪が積もった道を軽く滑らずに歩ける程度の山を選びましょう。
3. 冬山登山の際の装備
冬山登山では、登山道の雪や氷をしっかりと歩ける装備が必要です。チェーンスパイクを使うことで、アイゼンなしでも安定した登山が可能になりますが、以下の装備を準備するとより安全に登山ができます。
- 登山靴 – 防水性とグリップ力のある登山靴が必須です。
- 防寒具 – 冬の登山では風が冷たく、気温も低いため、しっかりとした防寒対策が必要です。
- ストック – 雪道を歩く際にバランスを取るために役立つストックは必ず持参しましょう。
4. 登山時の注意点と安全対策
冬の登山では、天候が急変することが多いため、事前に天気予報を確認し、最悪のケースを想定して装備を整えましょう。また、無理せず自分のペースで登ることが大切です。
さらに、登山道が凍結している場所や雪が深い場所では、転倒や滑落を防ぐために注意深く歩くことが求められます。
5. まとめ
中四国の冬山登山デビューには、初心者向けで安全に登れる山を選ぶことが大切です。石鎚山、大山、剣山などは、チェーンスパイクでも十分対応可能な山です。安全な登山を心がけ、装備や天候に注意しながら、素晴らしい冬山登山を楽しんでください。


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