「コルチナ（Cortina）オリンピック」と「札幌オリンピック」の開催はどれだけ離れていたか？年代と歴史まとめ

「コルチナオリンピックって札幌の２つ前でしたっけ？」という疑問に答えるため、Cortina d’Ampezzo 1956 Winter Olympics（コルチナ冬季五輪）と1972 Sapporo Winter Olympics（札幌冬季五輪）の開催年と歴史的な位置づけを整理します。

冬季オリンピックの開催回次とコルチナ／札幌の位置

冬季オリンピックは1924年の第1回から始まり、以降４年ごとに開催されています。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

コルチナ（コルチナ・ダンペッツォ）は1956年に第7回大会を開催。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

一方、札幌は1972年に第11回大会を開催しました。:contentReference[oaicite:4]{index=4}

もし「前回の冬季五輪から数えて “２つ前”」という意味で捉えるなら、札幌が第11回、コルチナ1956は第7回 — 回次としては“４つ前”になります。つまり「２つ前」ではありません。

例えば、札幌（11回）の直前大会は1968年グルノーブル（第10回）、その前が1964年インスブルック（第9回）です。コルチナ1956（第7回）は、それらよりさらに過去となります。:contentReference[oaicite:5]{index=5}

カレンダーで見れば、コルチナ1956と札幌1972の間には約16年の開きがあります。

1956年開催のコルチナ五輪から、1972年の札幌五輪までは約1世代に相当する時間です。

冬季オリンピックは基本的に4年ごとですが、戦争などで中止になった大会もあり、その影響で“回次＝年数差”で語ると混乱が起きやすい歴史があります。:contentReference[oaicite:6]{index=6}

しかし、1956年と1972年の大会はともに通常の開催サイクル内であり、中止などは関係ありません。

以上を踏まえると、「コルチナオリンピック（1956年）は札幌オリンピック（1972年）の２つ前だったか？」という問いに対しては、

したがって、正しくは「札幌の２つ前」ではありません。

・コルチナ冬季五輪は1956年の第7回大会。
・札幌冬季五輪は1972年の第11回大会。
・回次では４回分、年数では約16年の隔たりがある。
・よって、「札幌の２つ前」という認識は間違い。

このように、五輪の“回次”と“年”を確認することで、過去の大会の時系列を正しく把握できます。