スノーボードを本格的に楽しみたい、特にグラトリやラントリに挑戦したいという方に向けて、板選びのポイントを解説します。今回は、身長175cm、体重85kgで、SALOMON PROSPECT HYBRID 156cmを使用している方が、プレス系や弾き系の技術を上達させるために最適なスノーボード板について考えます。
グラトリに適したスノーボード板の特徴
グラトリに必要なスノーボードは、操作性の良さと柔軟性が重要です。特にプレスや弾き系の技術を磨くためには、板のフレックス(硬さ)と反発力が大きな要素となります。硬すぎる板は力がうまく伝わらず、技の完成度が低くなるため、もう少し柔軟性のある板を選ぶことが推奨されます。
また、グラトリ用の板は、通常の滑りでも安定性が求められるため、ある程度の幅(ウエスト幅)が必要です。これにより、ジャンプやトリックの際にも安定感が増します。
オススメのスノーボード板:フレックスと形状
グラトリ初心者におすすめするのは、フレックスが「ミディアム」から「ソフト」の板です。このような板は、操作がしやすく、トリックが決めやすいです。特に、ダブルキャンバーやフラットキャンバーの板が、反発力を活かしてグラトリに最適です。
また、板の形状は「ツインシェイプ」が理想的です。ツインシェイプは、ノーズとテールの長さが同じで、どちらでも滑りやすく、トリックがやりやすいという特徴があります。このような板は、グラトリやラントリの両方に対応でき、使い勝手が良いです。
サイズ選びとフレックスの調整
グラトリ初心者の場合、板の長さを少し短めに選ぶと、トリックがしやすくなります。身長175cmで体重85kgの場合、156cmの板はやや長めですが、少し柔軟性のある板を選ぶことで、扱いやすくなります。一般的に、グラトリ用の板は、身長よりも少し短めのものを選ぶと、よりスムーズに技を決めやすくなります。
フレックスに関しては、「ソフト」や「ミディアム」の板が、特にグラトリを行う上では最適です。硬い板では技をかけるのが難しくなるため、まずは柔軟性の高い板を選ぶと良いでしょう。
プレス系や弾き系を上達させるための板選び
プレス系や弾き系を上達させるためには、柔らかすぎず、かつしっかりと反発を感じられる板を選ぶことが重要です。ミディアムフレックスの板は、力をかけた時に適度に反応し、プレス動作や弾き動作をしっかりとサポートします。
特に、板のデザインや形状にも注目しましょう。トリックを行う際に必要な操作感を得るためには、バランスの取れたデザインが重要です。キャンバーやロッカーの形状をチェックし、自分の滑り方に最適なものを選ぶと、より効果的に技を磨くことができます。
まとめ:グラトリ初心者に最適なスノーボード板選び
グラトリ初心者には、フレックスが柔らかく、ツインシェイプの板が最適です。また、板の長さや形状、フレックスを調整することで、プレス系や弾き系の技術を効率よく向上させることができます。自分の技術レベルや好みに合わせて板を選び、練習を積み重ねていくことが、スノーボードの上達に繋がります。


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