「キャンピングカーで一人キャンプ、テント無しでバーベキューだけしたい」――そんな人にとって、キャンプ場選びはちょっと悩ましいものです。ここでは、サイトの種類(/ ほか)や探し方のポイントを整理し、あなたのスタイルにあったキャンプ場の見つけ方を丁寧に解説します。
キャンプ場の「サイト種類」を知ろう
まずは、キャンプ場でよく出てくる「オートサイト」「フリーサイト」「区画サイト」といった区分の意味を整理します。
- オートサイト:車両の横付けが可能で、荷物運びの手間が少ない“車ベースのキャンプ向き”。キャンピングカーとの相性がよく、到着後すぐに料理やくつろぎが可能。([参照])
- フリーサイト:区画が決まっておらず、広いスペースの中で好きな場所に設営できる。自由度や自然感が高く、混雑時は“早い者勝ち”。ただし車の横付けができないキャンプ場も多い。([参照])
- 区画サイト:事前に割り当てられた区画で、サイトの広さや設備がわかりやすい。オートサイト扱いされることも多く、初心者や設備重視派に人気。([参照])
この違いを理解することで、「テントなし」「バーベキューだけ」「車中泊/キャンピングカー利用」の条件でどんなサイトが合うかが見えてきます。
キャンピングカー利用なら「オートサイト(または区画サイト)」がおすすめな理由
あなたのように“テントを使わず、車(キャンピングカー)で行く”スタイルなら、オートサイトや区画サイトが圧倒的に利便性が高くなります。
オートサイトなら、荷物を車から降ろす手間が最小限で済むため、バーベキュー器具や食材、クーラーボックスなど重たい物を持ち運ばずともOK。加えて、設営や撤収がラクで、気軽にキャンプ体験ができます。([参照])
また、区画サイトでは事前にスペースが確保されていて安心感があるため、「ツールをたくさん持ち込みたい」「他のキャンパーとの距離感を保ちたい」という人にも向いています。([参照])
「フリーサイト」も条件次第ではあり — ただし確認を忘れずに
どうしてもフリーサイトで“自由に場所取りしたい”“自然の中で過ごしたい”という場合もあります。ただし、キャンピングカーでの利用やバーベキュー主体なら、事前に以下の点をチェックする必要があります。
- 車の乗り入れが可能かどうか(サイトによっては駐車場から距離がある場合がある)
- 直火・焚き火や炭火バーベキューの可否、また炊事場やゴミ捨て場の有無
- 混雑時は“場所取り争奪戦”になる可能性が高く、早めの到着が必要
つまり、「自由」と「手間/リスク」のバランスを理解したうえで選ぶなら、フリーサイトも一つの選択肢になり得るということです。([参照])
「キャンピングカー x BBQ」で使えるキャンプ場の探し方とポイント
自分に合ったキャンプ場を見つけるためには、以下のような手順とチェック項目が役立ちます。
- 「オートキャンプ可」「車横付け可」「キャンピングカー歓迎」などのキーワードで検索 — キャンプ場の公式サイトや予約サイトで確認することが大事。
- 設備情報を確認:駐車スペース・炊事場・ゴミ捨て場・トイレの有無や、直火/炭火の可否など。
- 予約の有無・サイト状況をチェック:週末や連休は混みやすいため、予約が可能な区画サイトやオートサイトがおすすめ。
- ルール・マナーを把握:騒音、火の扱い、ごみの戻し入れ、他の利用者との共存など、事前に施設規約を確認。
例えば「キャンピングカー歓迎」「オートキャンプ場」「炭火BBQ可」などの条件を並べて検索し、複数のサイトで比較するのが効率的です。
ソロキャンプ×車中泊×BBQで快適にするためのちょっとしたコツ
ソロで気軽に行くなら、こんな工夫があると快適さがぐっと上がります。
- 荷物は最低限に:炭や炭床、使い捨てグリルなど軽装備でOKにする。車内スペースには余裕を持たせる。
- バーベキュー台はコンパクト/折りたたみ式:撤収を楽にするためにも、簡単なものが使いやすい。
- ごみ処理はしっかり:回収方法やゴミ袋の持参、後片付けのルールを守る。できるだけ持ち帰りが基本。
- 静けさ・安全性への配慮:夜間のエンジン音や他のキャンパーへの配慮、火の管理に注意。
こうした準備をしておけば、ソロでもキャンピングカーならではの気楽さと自由を存分に楽しめます。
まとめ — あなたに合うスタイルを選ぼう
「テントなし」「バーベキューだけ」「キャンピングカーでソロキャンプ」という条件なら、基本的にはオートサイト(または区画サイト)が最も適した選択です。荷物運びや設営の手間がなく、快適かつ気軽に楽しめます。
ただし、「自然の中での自由さ」「その場の雰囲気」「コストの安さ」を重視するなら、条件を確認したうえでフリーサイトを選ぶのも悪くありません。
大切なのは、“自分の目的(BBQ/車中泊/のんびり)”と“サイトの条件(車横付け可/設備/ルール)”を照らし合わせて、無理なく安全に楽しむこと。これを押さえれば、キャンピングカーでの一人キャンプは、思っているよりずっと身近で快適なものになるはずです。


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