スノーボードの板選びで最も重要な要素のひとつが、ウエスト幅とブーツのサイズのバランスです。特に、ブーツが大きいと板との相性に影響を与えることがあります。この記事では、ブーツのサイズがウエスト幅に与える影響と、ワイドタイプの板を選ぶ際のポイントを解説します。
ウエスト幅とブーツサイズの関係
ウエスト幅は、スノーボードの板において最も重要な要素のひとつです。ブーツが板に対して大きすぎると、ドラグ(引っ掛かり)やターン時の反応に影響を与え、快適な滑走が難しくなります。特に、ブーツの前後に2cmほどはみ出している場合、操作性に問題が生じることが考えられます。
一般的に、ブーツが板のウエスト幅に対してどの程度はみ出しているかが重要です。ブーツのサイズが大きすぎると、ターン時に板が不安定になりやすいです。そのため、ブーツが前後に2cmほどはみ出している場合、ウエスト幅が少し狭すぎる可能性があると言えます。
ウエスト幅が狭すぎる場合の対処法
ウエスト幅が狭い場合、最も簡単な対処法は、ワイドタイプの板を選ぶことです。ワイドタイプの板は、ブーツが板からはみ出しにくくなり、ターン時の安定性を向上させます。
例えば、現在使用している「fanatic lite 158」のウエスト幅が256mmということですが、ブーツのサイズやはみ出し具合に応じて、ウエスト幅が広めの板に変更することを検討するのが賢明です。これにより、快適な操作性と安定した滑走が実現できます。
ワイドタイプの板を選ぶポイント
ワイドタイプのスノーボード板を選ぶ際には、ウエスト幅だけでなく、全体的なバランスも考慮する必要があります。ウエスト幅が広い板は、安定性が向上する一方で、操作性が若干低くなることがあります。自分の滑走スタイルに合った板を選ぶためには、板の長さや形状、フレックスも重要な要素です。
例えば、カービングやパウダー向けには、ウエスト幅が広めの板を選ぶと安定感が増し、グラトリやフリースタイルを重視する場合は、少し狭めの板が適していることがあります。
おすすめのワイドスノーボード板
ブーツがワイドタイプである場合、ウエスト幅が広い板を選ぶことが推奨されます。おすすめの板には、Burton Custom X Wideや、Salomon Assassin Wideなどがあります。これらの板は、安定感を重視しつつ、適度な操作性も提供してくれます。
特に、Salomon Dialogue Dual Boa Wideのようなブーツを使っている場合、ワイドタイプの板にすることで、ターン時の安定感が増し、より快適に滑走できるようになります。
まとめ
スノーボードのウエスト幅は、ブーツのサイズとのバランスが非常に重要です。現在のブーツサイズが大きすぎる場合、ウエスト幅が少し狭いと感じるかもしれません。そんな時は、ワイドタイプの板に変えることで、ターン時の安定感を向上させ、より快適に滑ることができます。自分のスタイルや使用するブーツに合わせて、最適な板を選びましょう。


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