自転車をカスタマイズする際に、既存のコンポーネントを活かしてより快適なライディングを実現したいと考える方は多いです。今回は、ネストのバカンぜ1(7速×3段)の自転車を、Shimano 10S 105RD(10速)へアップグレードするために必要なパーツと、コストを重視した方法をご紹介します。
1. 必要なパーツ一覧
まず、ネストのバカンぜ1を10速に変更するためには、いくつかのパーツを交換する必要があります。以下のパーツを用意しましょう。
- Shimano 10S 105 RD(リアディレイラー)
- Shimano 10S シフター(STIレバー)
- 10S用のチェーン
- 10S対応のカセットスプロケット
- フロントディレイラー(既存のものを再利用する場合もあり)
これらのパーツは、互換性を考慮して選ぶ必要があります。
2. 既存のパーツとの互換性
質問に記載された「5700系のSTI、FD、RD」は、Shimano 105の7速系と8速系に対応したコンポーネントですが、10速に変更する際には注意が必要です。特に、FD(フロントディレイラー)は不要とのことですが、RD(リアディレイラー)の交換が必要です。
また、STIレバー(シフター)は、10速用に変更する必要があります。これを交換しないと、シフトチェンジがスムーズに行えない可能性が高くなります。
3. 必要な作業と工具
これらのパーツを取り付ける際、特に注意が必要なのは、リアディレイラーとカセットスプロケットの交換です。ディレイラーの取り付け角度や、チェーンの長さ調整が重要になります。また、10速用のカセットスプロケットに交換する際は、ホイールの対応も確認しておきましょう。
作業には、専用の工具(ディレイラー調整ツール、チェーンカッター、スプロケット外しツールなど)が必要ですので、持っていない場合は購入を検討するか、専門の自転車ショップで作業を依頼することも一つの方法です。
4. コストを抑えるためのアドバイス
コストを重視したい場合は、中古パーツの購入や、オンラインショップでの割引キャンペーンを利用するのが良いでしょう。また、パーツの選定において、上位グレードのコンポーネントを選ばず、必要最低限の性能を持つ105系などを選ぶことで、コストを大幅に抑えることができます。
例えば、Shimano 105 5700系のリアディレイラーやSTIレバーなどは、比較的安価で手に入ります。これにより、高品質なアップグレードを低価格で実現することが可能です。
5. まとめ
ネストのバカンぜ1を10速化するためには、Shimano 10S 105RD、10S用のシフター、カセットスプロケット、チェーンなどを交換する必要があります。また、パーツ選びの際には、コストを抑えつつも必要な機能を満たすことを心掛けましょう。作業には一定の技術が求められますので、工具を準備し、慎重に作業を進めることが大切です。


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