古いロードバイクを譲り受けた際に、見た目や使用感を改善したいと考えることはよくあります。その中でも、ディスクブレーキへの変更を検討する人が増えています。この記事では、ディスクブレーキを取り付ける方法とその注意点を解説します。
ディスクブレーキの取り付けは簡単ではない
ディスクブレーキをロードバイクに取り付ける場合、単純にフレームに部品を載せるだけでは済みません。特に、古い自転車の場合、フレームやフォークにディスクブレーキの取り付け用マウントがあるかどうかを確認する必要があります。多くの古いロードバイクには、このマウントが無いため、足回り全体の交換が必要になることが多いです。
フレーム自体がディスクブレーキに対応していない場合、フォークやリアホイールも変更が必要となります。そのため、ディスクブレーキを取り付けるには、フレームとパーツの互換性が重要です。
ディスクブレーキを取り付ける際のポイント
まず、ディスクブレーキに対応したホイールとフォークを選ぶことが重要です。現代のロードバイクは、すでにディスクブレーキに対応したフレームとホイールを備えていることが多いですが、古い車体にはそのまま適用できるホイールが少ないため、ホイールの買い替えが必要になる場合があります。
また、ディスクブレーキは、ホイールに取り付けるための専用のクイックリリーススルーやスルーアクスルが必要な場合があります。これらは自転車の仕様に合わせて選び、取り付ける際には十分に確認を行いましょう。
フレームと足回りの互換性をチェックする
フレームにディスクブレーキを取り付けるためには、フレーム自体がディスクブレーキ用に設計されていることが前提です。もしも古いバイクであれば、ディスクブレーキのマウントがない場合があるため、その場合はホイールとフォーク全体を交換する必要があります。
また、足回りのサイズや規格にも注意が必要です。特にリアのブレーキキャリパーを取り付ける位置が、フレームに合わないことがあるので、必ず現物あわせをすることが重要です。ホイールの幅やディスクのサイズにも注意しましょう。
ディスクブレーキのメリットとデメリット
ディスクブレーキには、主に以下のようなメリットとデメリットがあります。
- メリット: 雨天時でも安定した制動力が得られ、ホイールのリムに摩擦がかからないため、リムが長持ちします。
- デメリット: ホイールやフォークを変更する必要があり、コストがかかること、さらにディスクブレーキ自体の重量が増えることがあります。
まとめ
古いロードバイクにディスクブレーキを取り付けることは可能ですが、フレームや足回りの互換性をしっかりと確認することが必要です。特に、フレームにディスクブレーキ用のマウントがあるかをチェックし、ホイールやフォークの規格を確認することが重要です。ディスクブレーキの変更は見た目の改善にもつながりますが、取り付けには慎重な計画と知識が求められます。


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