格闘技を始めたばかりの方にとって、マウスピースは早めに用意したい必須アイテムのひとつですが、歯科医院でオーダーメイドを作ってもらうには時間がかかることがあります。そこで応急処置として自分で歯形を取ってその日に作るタイプ(ボイル&バイトなど)を使っても問題ないかを、用途・安全性・期間の目安とともにわかりやすく解説します。
マウスピースの種類と用途
スポーツ用マウスピースには主に3種類あります。既製品のストックタイプ、お湯で柔らかくして歯型に合わせる「ボイル&バイト」タイプ、そして歯科医院で正確な型を取って作るカスタムメイドタイプです。ボイル&バイトは市販店やネットで手軽に購入可能です。([参照:マウスガード 種類と比較])
ボイル&バイトは即日使える利点がありますが、カスタムタイプと比べるとフィット感や耐衝撃性は劣ります。これは素材や型取りの精度の違いによるものです。([参照:カスタム vs ボイル&バイト 比較])
格闘技での保護効果と安全性
格闘技では顔面や顎への衝撃リスクが高く、マウスピースは歯や口腔周辺を守る重要な装具です。専門家団体は、スポーツ時には適切に装着されたマウスガードの使用を推奨しています。これは衝撃による歯の破損・顎の怪我を軽減するためです。([参照:スポーツマウスガード推奨ガイド])
ボイル&バイトは既製タイプよりもフィットしやすいものの、衝撃吸収性能やフィット感の面ではカスタムに劣る点があります。そのため、激しい接触があるスポーツではより良い保護を求める場合にカスタムタイプが推奨されることがあります。
自作タイプで数週間使うのは問題?
結論として、お湯で成形するタイプ(ボイル&バイト)を短期間・応急として使うこと自体は、全く装着しないよりは安全性が高く、練習やライトスパーリング程度の時間なら対応できます。市販の格闘技・スポーツ用マウスピースは通販やスポーツショップで当日購入可能です。([参照:格闘技用マウスピース例])
ただし、自分で取る型取りはメーカーの説明に従って正しく行わないとフィットしにくく、歯にしっかり密着しない場合があります。また、噛み合わせがずれて呼吸や話しにくくなることもあるため、長期的な使用や強い衝撃が想定される場合は限界があると考えたほうが安心です。
カスタムマウスピースの利点と製作期間
歯科医院でオーダーメイドのマウスピースを作る場合、専用の型取りと調整が行われるため、フィット感・衝撃吸収性・快適性が格段に上がります。また、長時間のトレーニングや試合でもストレスが少なく装着できます。([参照:スポーツマウスピース専門解説])
一般的にカスタムメイドは1〜3週間程度かかることが多く、これは型取りの工程や技工所での製作時間によるものです。短期的な待ち時間を逆算して早めに予約するのが理想です。
まとめ:安全と実用性のバランスで選ぶ
格闘技を始めたばかりの段階で、歯科医院のオーダーメイドマウスピースがすぐに手元にない場合、お湯で成形する市販タイプを応急で使うことは短期間の練習程度なら問題ありません。しかし、フィット感や保護性能ではカスタムが上回るため、長期的に格闘技を続けるのであれば、歯科医院での作成を並行して進めるのがおすすめです。
まずはトレーニング初期の安全性を確保しつつ、オーダーメイドの完成を目指して準備を進めましょう。

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