テニスを長く続けているにもかかわらず、なかなか上達を実感できない「伸び悩み」の時期に悩む方は少なくありません。特に40代以降でレッスンに継続的に通っている方ほど、練習と実戦のギャップに戸惑うことがあります。本記事では、試合やラリーで実力を発揮できない原因と、その克服方法について詳しく解説します。
練習と試合で実力差が出る理由
コーチとのラリーでは安定したショットが打てるのに、レッスン生同士や試合になると急にミスが増えるケースは非常に多いです。これは、練習環境と実戦環境のプレッシャーや状況判断の違いが大きく影響しています。
コーチとの練習では、ある程度ボールの質やコースが予測できるため、反応しやすい傾向があります。一方で、実戦では相手の意図や配球が読めず、判断が遅れることで本来の力を発揮しにくくなります。
ボレーと反応力が伸び悩む原因
ボレーが苦手になる原因の多くは、「準備の遅れ」と「視野の狭さ」にあります。構えが遅れたり、相手の打点を見る習慣が不足していると、反応が遅くなりやすくなります。
例えば、相手が打つ瞬間に体が止まっている場合、次の動作への切り替えが遅れます。常に小さくステップを踏みながら構えることで、反応速度は大きく改善されます。
実例として、ボレーが苦手だった40代プレーヤーが、スプリットステップを徹底したことで、半年後には前衛で安定したプレーができるようになったケースもあります。
クラスアップは上達への近道になるのか
現在のクラスで停滞感を感じている場合、レベルの高いクラスに挑戦することは有効な選択肢の一つです。より速い展開や高い技術に触れることで、自然と対応力が鍛えられます。
コーチから昇級の許可が出ている場合は、積極的にチャレンジする価値があります。最初は周囲との差を感じるかもしれませんが、その経験が成長につながります。
ただし、不安が強い場合は、並行して基礎練習を続けることで無理なくレベルアップできます。
プライベートレッスンとシングルス練習の活用
集団レッスンだけでは改善しにくい課題がある場合、プライベートレッスンの活用も効果的です。個別指導では、自分の弱点に集中して取り組むことができます。
特に、フットワークやボレー、ポジショニングなどはマンツーマン指導で大きく改善しやすい分野です。シングルス練習を通して、状況判断力も養えます。
週1回の通常レッスンに加え、月1〜2回の個別指導を取り入れるだけでも、上達スピードは大きく変わることがあります。
伸び悩みを克服するための具体的トレーニング方法
実戦力を高めるためには、「実戦に近い練習」を増やすことが重要です。形式練習やポイント練習を積極的に取り入れることで、判断力が鍛えられます。
おすすめの練習例としては、2対1ラリー、ボレー限定ラリー、サーブからのポイント練習などがあります。これらは試合に近い緊張感を再現できます。
また、練習後に簡単な振り返りを行い、「うまくいった点」「改善点」を整理することで、次回の成長につなげやすくなります。
まとめ
40代からのテニス上達には、練習と実戦のギャップを理解し、意識的に補うことが重要です。反応力の強化、クラスアップへの挑戦、個別指導の活用などを組み合わせることで、停滞期を乗り越えやすくなります。
現在の伸び悩みは、多くのプレーヤーが経験する成長過程の一部です。焦らず、自分に合った方法で取り組み続けることで、確実にレベルアップを実感できるようになるでしょう。


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